咲も真里菜も、絶対様となった美緒に願いを伝えてから、翌日にはそれが現実のものになっているのだ。


これはもう偶然では片付けられないことだった。


美緒は本物の絶対様なのだ。


「今日はあたしのおごりで遊びにいくよー!」


真里菜のはしゃいだ声が教室中に響き渡ったのだった。