美緒はぐったりとうなだれていて、服には血がしみこんでいた。
「絶対様におなりください」
真里菜はそう言うと、美緒の足の爪にニッパーをねじ込み、一気に引き抜いた。
美緒の体がビクリとはねる。
その瞬間美緒は「ギャアアアー!!」と、雄たけびに近い悲鳴を上げた。
苦痛に顔をゆがめ、必死に逃れようともがいている。
それでも拘束は解けない。
美緒の顔は血にぬれてぬらぬらと光っている。
「絶対様って、知らない?」
咲があたしを見下ろしてそう聞いてきた。
あたしは唇を引き結んで咲を睨み上げる。
「この前都市伝説のサイトで見つけたの。絶対様はどんな願いでも聞いてくれる。
絶対様は自分たちで作りだす神様。絶対様になれるのは未成年で五体満足な子供たち。そして絶対様を作る方法はね……」
咲が身をかがめてあたしの耳に顔を近づけた。
「『絶対様におなりください』って言いながら拷問をするの」
咲の言葉にあたしは目を見開いた。
喉の奥からヒィッと声が漏れ出てくる。
咲がそれを聞いて笑い声をあげた。
「絶対様におなりください」
真里菜はそう言うと、美緒の足の爪にニッパーをねじ込み、一気に引き抜いた。
美緒の体がビクリとはねる。
その瞬間美緒は「ギャアアアー!!」と、雄たけびに近い悲鳴を上げた。
苦痛に顔をゆがめ、必死に逃れようともがいている。
それでも拘束は解けない。
美緒の顔は血にぬれてぬらぬらと光っている。
「絶対様って、知らない?」
咲があたしを見下ろしてそう聞いてきた。
あたしは唇を引き結んで咲を睨み上げる。
「この前都市伝説のサイトで見つけたの。絶対様はどんな願いでも聞いてくれる。
絶対様は自分たちで作りだす神様。絶対様になれるのは未成年で五体満足な子供たち。そして絶対様を作る方法はね……」
咲が身をかがめてあたしの耳に顔を近づけた。
「『絶対様におなりください』って言いながら拷問をするの」
咲の言葉にあたしは目を見開いた。
喉の奥からヒィッと声が漏れ出てくる。
咲がそれを聞いて笑い声をあげた。