それでも君に笑らってもらいたくて書いた書いた書き続けた。
時代外れのペンと原稿用紙なんか買って。
君へだけの物語が書きたかった。

『僕は,家族なんかじゃないんだろ!知らないよもう!』

[!………]


[待ってくれ!違うんだ!]
バタン!
(もう手遅れか…
いや違う俺には,まだ小説があるあれなら,伝えられるんじゃないか…少ない希望だが少しでも伝えられればそれで)

書いた書いた書き続けた。