『神奈川県横浜市○○区○-○○-○-○』
僕たちが住んでいる場所から電車で1時間半くらいのところだった。ちなみに僕たちが住んでいるのは同じ神奈川県内だ。
「そこに麗音の父親はおる。あとは勝手にせい」
ツンデレと言うやつだろうか。僕はきちんと、
「ありがとうございます」
土下座して礼をした。顔をあげると台所から戻ってきた麗音と目が合って、とても恥ずかった。
麗音はお盆をこたつの上に置いてから手を使って節子先生に首を傾げながら質問して、節子先生がその質問に答えると、麗音は顔を真っ赤にしてこちらを見ていた。
「あの、節子さ…先生。麗音とどんな会話を?」
節子先生はニヤっと笑ってから、