『ごめん寝ちゃって。もうすぐだね「今日の太陽」へのお別れ。』
初めて書く言葉が謝罪なのがちょっと勿体ない気がしたけど仕方がない。
『ノートわざわざ買ったんですか?もしそうだとしたら、なんかすみません。』
麗音は軽く頭をさげながら僕にノートを見せてきた。
『いいや、元々持ってたやつだから平気だよ』
そう書いて麗音にノートを見せたところで、僕はやることを思い出した再びノートにペンを走らせた。
『そう言えば、携帯持ってきたよ。連絡先交換する?』