「次は吹奏楽部による合唱です!」
下がっていた幕がバッと上がり指揮者が指揮を始めて演奏が始まった。弾いていた曲は今年ヒットした曲ばかりで麗音の奏でる音とはまた違った意味で凄かった。あの大人数で連携がしっかりとれていて少しの音のズレもない。素人の僕が聞いても完璧だって分かるレベルだった。
「すげぇな……」
智が口を開けっ放しでそう呟くレベルだ。茜は終始無言で演奏を聞いていた。
演奏が終わり幕が降りると体育館全体に歓声や拍手が飛び交った。
この歓声が終わるまで5分位経って静まり返ったところでアナウンスの人が、
「次にダンス部によるダンスの発表です!」
幕が上がると派手な格好をしている5人のダンス部の人たち片膝立ちで座っており、数秒経ってから僕の知らない海外の曲が流れ、キレキレのダンスを披露した。時にはソロで踊ってみたりみんなで合わせて踊ってみたりして、僕も含め観客のみんなが手を叩きながらダンスをノリノリで見ていた。
そして、最後に僕らが楽しみにしていた麗音の演奏の番だ。
下がっていた幕がバッと上がり指揮者が指揮を始めて演奏が始まった。弾いていた曲は今年ヒットした曲ばかりで麗音の奏でる音とはまた違った意味で凄かった。あの大人数で連携がしっかりとれていて少しの音のズレもない。素人の僕が聞いても完璧だって分かるレベルだった。
「すげぇな……」
智が口を開けっ放しでそう呟くレベルだ。茜は終始無言で演奏を聞いていた。
演奏が終わり幕が降りると体育館全体に歓声や拍手が飛び交った。
この歓声が終わるまで5分位経って静まり返ったところでアナウンスの人が、
「次にダンス部によるダンスの発表です!」
幕が上がると派手な格好をしている5人のダンス部の人たち片膝立ちで座っており、数秒経ってから僕の知らない海外の曲が流れ、キレキレのダンスを披露した。時にはソロで踊ってみたりみんなで合わせて踊ってみたりして、僕も含め観客のみんなが手を叩きながらダンスをノリノリで見ていた。
そして、最後に僕らが楽しみにしていた麗音の演奏の番だ。