演奏が終わり、僕らはすぐに会場を後にした。
「みんな……ごめん。」
施設を出ると僕はすぐにみんなに頭を下げて謝った。
「何謝ってんだよ。お前は何も待ちたがったことしてねーじゃん」
ゆっくり顔をあげると智と茜が優しい目で僕を見ていたが、麗音は何が起こってたのか分からなかったみたいな顔をしていた。麗音が茜に事情を説明してくれた。そしたら麗音は泣いてしまった。
すぐに麗音に近づき手話でなんで泣いているのか聞いたら、
「嬉しかった……」
そう言った。あの綺麗な声で。優しく。
「みんな……ごめん。」
施設を出ると僕はすぐにみんなに頭を下げて謝った。
「何謝ってんだよ。お前は何も待ちたがったことしてねーじゃん」
ゆっくり顔をあげると智と茜が優しい目で僕を見ていたが、麗音は何が起こってたのか分からなかったみたいな顔をしていた。麗音が茜に事情を説明してくれた。そしたら麗音は泣いてしまった。
すぐに麗音に近づき手話でなんで泣いているのか聞いたら、
「嬉しかった……」
そう言った。あの綺麗な声で。優しく。