『どうして?誰に習ってるの!?』
そう手話で言ってきた。僕はニコッと笑ってから「とりあえず中に入ろう?」そう普通にジェスチャーで伝えた。
「もしかしてその子がピアノ弾くのか?てか、弾けるのか?」
普通の人の反応だ。でも大丈夫だ。普通に弾ける。と思う。
「平気。普通に弾けるよ。とりあえず部屋に案内してくれるか?」
「了解!こっちだよー」
そう言って智と僕と麗音は2階に上がり、ドアに「takashi」と書かれた部屋に入った。
「後は若い二人でごゆっくり〜」