「最近やけに楽しそうね」
家に帰り、食事をしていると野菜たっぷりのカレーを頬張りながら母が聞いてきた。
やはり他人から見ても僕は楽しんでいるのだろうか。自分でもわかる。まだ2回しか行ってないけど手話ができるようになっていく自分を見ていると少しでも麗音の役に立っている気がして嬉しい。僕にできることは本当にそれくらいだと思うから。
「……そうかな」
「うん!誰が見てもそう見えるわよ?」
「うん。最近楽しいんだ。新しい友達ができてさ」
もちろん友達と言うのは麗音の事だ。今は自分の感情はどうでもいい。ただ今は麗音の文化祭を成功させることに集中することにした。
「……そう。良かった……」
顔をあげると母は泣いていた。また、泣かせてしまったのか……。
「…どう…したの?」
家に帰り、食事をしていると野菜たっぷりのカレーを頬張りながら母が聞いてきた。
やはり他人から見ても僕は楽しんでいるのだろうか。自分でもわかる。まだ2回しか行ってないけど手話ができるようになっていく自分を見ていると少しでも麗音の役に立っている気がして嬉しい。僕にできることは本当にそれくらいだと思うから。
「……そうかな」
「うん!誰が見てもそう見えるわよ?」
「うん。最近楽しいんだ。新しい友達ができてさ」
もちろん友達と言うのは麗音の事だ。今は自分の感情はどうでもいい。ただ今は麗音の文化祭を成功させることに集中することにした。
「……そう。良かった……」
顔をあげると母は泣いていた。また、泣かせてしまったのか……。
「…どう…したの?」