家に帰ると、やっぱり母はまだ寝ていたので直ぐに家事や弁当を作るのを済ませて、母を起こしてから朝食を済ませてから学校に向かう。
授業中はいつも以上に眠かった。でも、バイトのせいにはしたくは無い。これを週3で続けるのは普通にきついとは思う。
眠さに耐え切って放課後を迎え今日は河川敷に寄って麗音と一緒に『今日の太陽』とのお別れを済まるのと麗音に僕の【ある考え】について話してから節子先生の所へ行って手話を習おうと思う。
とりあえず、自転車を走らせ河川敷に向かう。
麗音は既にそこにいてすやすやと寝ていた。今度は立場が逆みたいだ。そして、その寝顔は本当に天使みたいで長いまつ毛が可愛らしい。
隣に座って起きるのを待とうと思う。
数分後、麗音は大きな欠伸をしながら起きた。
「え……」
僕に気づいたらしく困惑していたので僕はニコッと笑ってあげた。