ジェットコースターが最高高度になり、そのまま落ちていくが僕は風を感じるだけで他は何も感じなかった。申し訳ない。それだけが頭をぐるぐるしていた。
「いやー、怖かったな!」
「たしかに、少しだけ怖かったな」
その後も色んなアトラクションに乗り、気づけばピアノの演奏会の時間だった。
「そろそろ向かうか?」
「あ、うん。向かおう。」
さっき調べたがその演奏会はピアニストがピアノを弾きながら歌を歌うそうだ。そして、それは自由に見ても大丈夫らしい。