そう言ってから、僕はご飯を食べ終わっているのでそのまま茶碗を水につけてから自室に戻った。食器とかは母が食べ終わってから片付けをしようと思った。
部屋に入り、早速ポスターに聞いてあった電話番号に電話をしてみた。
数分間、そのバイトの偉い人らしき人と話した。結果はすぐに「合格」と伝えられた。ちょうど人手不足だったらしい。たしかに、こんな朝早くからバイトをしたがるのはなかなか強者だ。初出勤は来週の月曜日との事だ。
電話を終え、リビングに戻ると母はビールをいつもより多めに飲んでいてべろんべろんに酔っていた。仕方が無いのでそのまま引きずって母の部屋に連れていきベッドに寝かせた。何か嫌なことがあったのだろう。1ヶ月に1度あるかないかのペースで大量飲酒をする。前にも話したが、愚痴を僕に永遠と話されるより寝てくれた方が断然マシだ。
母を寝室に運んでからはいつも通り家事をした。