「露天風呂気持ちよかった〜!次入ってきていいよ!」
出てきた彼女は身体中から湯気が出てきているし顔は真っ赤になっている。長湯しすぎだ。そんなことを考えながら彼女の次の一言でハッと我に返った。
「何もそんなにじっくり見なくても…恥ずかしい」
見つめすぎていた。でも、彼女は今の高校生とは思えないくらい綺麗だった。
「あ、ごめん。じゃあ行ってくるよ」
僕はこの旅館で買った風呂セットを抱えて風呂に向かう。