「平気だよ!友達とお泊まり会するって言ってあるし」
本当の友達がいっぱいいるというのはやはり便利なのだろうか。
そして電車から降りてあとは彼女について行くことにする。というか行き先が分からない僕はついて行かざるを得ない。人混みが苦手な僕にはなかなかハードだった。
ついて行ったが、気づいたら僕達は新幹線に乗っていた。チケット渡された時は冗談かと思ったが、本当に乗ってしまったので、冗談ではないなと思った。
それにしても、お金のことが心配だ。お金のなる木でもあるのだろうか、あったとしたらリアル人型動物たちが人間の街に住んでいることになる。だから、それとなく聞いてみた。