つい思ってることを全部言ってしまった。でも本心だし、問題はないと思った。でも、僕の意見は聞いて貰えなかったみたいだった。
「私は君と友達になりたいの!」
彼女は大声でそう言ってきた。僕は何故か、その真剣の表情を見て、彼女が「面白いから」という理由で僕と友達になろうとはしてないと思った。
僕は思わず目を見開いた。そんな僕の顔を見ながら、彼女が補足説明を加えた。
「もちろん朱里たちも友達だよ?でもさ、私は春斗くんとも友達になりたいの!だからさ、これからも手伝わせて?春斗くんが嫌だって言うなら諦めるから」
なんでそこまでして僕と友達になりたいのかは分からないけど、彼女が僕と友達になりたいって言ってくれることはなぜか嫌ではなかった。また噂されるのも嫌だけど、どうせ僕はもうすぐ死ぬから噂とかどうでもいいと思った。だから、僕はこう言った。