関心しているとそこにまさかの噂の中心人物が来た。
「みんな、おっはよー！」
元気に入ってきたのは山本さんだ。教室に入って早々に女子五人くらいに囲まれてる。その中でも最も仲のいいであろう松浦さんに
「ねー、芽衣！橋本くんとどういう関係なの？日曜日にボーリング場入ってくの見た人がいるって」
芽衣というのは山本さんの名前だ。
「えーっとね………友達！」
彼女はニヤニヤしながら松浦さんにそう言った。
「え？ちょっと待って？友達？あの子と？」
「そーだよ！なったばっかりだけどね！」
「あのさぁ…」
山本さんの友達が言いかけたところで担任の先生が入って来て救われた。その救いも意味の無いことになる。