まだ僕のやるべきことは終わってはいない。
僕は芽依の母親から許可を得て携帯から連絡先聞いて、ある人を僕達が前にブランコに乗ったあの公園に呼び出した。
「話って何…。ていうか、なんで私の連絡先知ってんの」彼女も同様に目の下が真っ赤になっている。
なんて説明すればいいんだろうか。いや、正直に全て話すって決めたはずだ。
「芽依の携帯電話から…」
「え?芽依?どういうこと?」
僕は躊躇した。でも話さなければいけない。僕は震えながら彼女に二冊のノートを渡す。
「え、なにこれ…手帳?これが芽依となんの関係があるの?」
僕はまだ震えながら彼女に今までの事を説明しようとする。
「これは彼女の……芽依の遺書なんだ…」
「遺書って…どういうこと?私の事バカにしてんの?だって……事故だって」