去年や一昨年はずっと風紀交通委員会だった。さすがに三年連続だと委員長になりかねないし、委員長が面倒くさいのは去年までの二年間見てきて分かった。
それに比べて保健委員は特に仕事がなく、一人だから気が楽だと思った。
すぐに立候補して、僕の他に立候補者がいなかった。クラスのみんなは病気の僕に優しいみたいだ。実際はクラスのみんなは僕の病気のことを知らないからたまたまだけど。
そういうわけで、晴れて保健委員になった。病人が保健委員というのもなんかおかしい気がするけど。
その日の放課後、委員会の集まりがあるとかで保健室に行くことになった。放課後すぐに保健室に行って指定されたところに座ると、隣に蓮がいた。こっちに気づいたらしく声をかけてきた。
「あれ?春斗じゃん。お前も保健委員なのか?」
ここにいるんだからそうだろ、と思ったけど、
「そーだよ。それにしても蓮がいてくれてよかったよ」
「なんで?」
それに比べて保健委員は特に仕事がなく、一人だから気が楽だと思った。
すぐに立候補して、僕の他に立候補者がいなかった。クラスのみんなは病気の僕に優しいみたいだ。実際はクラスのみんなは僕の病気のことを知らないからたまたまだけど。
そういうわけで、晴れて保健委員になった。病人が保健委員というのもなんかおかしい気がするけど。
その日の放課後、委員会の集まりがあるとかで保健室に行くことになった。放課後すぐに保健室に行って指定されたところに座ると、隣に蓮がいた。こっちに気づいたらしく声をかけてきた。
「あれ?春斗じゃん。お前も保健委員なのか?」
ここにいるんだからそうだろ、と思ったけど、
「そーだよ。それにしても蓮がいてくれてよかったよ」
「なんで?」