「重い喘息の次は盲腸かよ、ほんとに春斗はついてないな」
そう言いながら入ってきた。彼は芽依と違ってきちんとノックをしてから入ってきた。そう言えば重い喘息ってことにしてるんだ。蓮が入ってきた瞬間僕は、
「またか…」
そう呟いていた。なんせ、蓮がフルーツを右手に持っているから。
「またか?どういうこと?」
聞こえない程度に言ったつもりだったけど、聞こえてたみたいでそう返してきた。
「いや、なんでもないよ」
せっかく持ってきてくれたのに、言ったら申し訳ない気がして言えなかった。
そう言いながら入ってきた。彼は芽依と違ってきちんとノックをしてから入ってきた。そう言えば重い喘息ってことにしてるんだ。蓮が入ってきた瞬間僕は、
「またか…」
そう呟いていた。なんせ、蓮がフルーツを右手に持っているから。
「またか?どういうこと?」
聞こえない程度に言ったつもりだったけど、聞こえてたみたいでそう返してきた。
「いや、なんでもないよ」
せっかく持ってきてくれたのに、言ったら申し訳ない気がして言えなかった。