彼女は残念そうに手に持ったリンゴをたべて「おいしー!」と言って喜んでいる。
芽依の切り替えの速さは異常だ。ずっとマイナス思考の僕はそんな彼女が羨ましい。
「今日の学校どうだった?」
トランプで神経衰弱をしながら、そんな他愛もない質問をしてみる。
「別に普通だよ?いつも通りだった。あ!蓮くんがお見舞い行くけど遅くなるって言ってた!」
「そーか、蓮のやつ来てくれるのか」
「何時になるか分からないって言ってたけどね」
恐らく部活があるから遅れるのだろう。蓮には部活に集中して欲しい。それにもうすぐ引退試合がある時期だと思うし。
「それにしても大丈夫なの?」
彼女には珍しく真面目な表情で聞いてきた。
「何が?」
芽依の切り替えの速さは異常だ。ずっとマイナス思考の僕はそんな彼女が羨ましい。
「今日の学校どうだった?」
トランプで神経衰弱をしながら、そんな他愛もない質問をしてみる。
「別に普通だよ?いつも通りだった。あ!蓮くんがお見舞い行くけど遅くなるって言ってた!」
「そーか、蓮のやつ来てくれるのか」
「何時になるか分からないって言ってたけどね」
恐らく部活があるから遅れるのだろう。蓮には部活に集中して欲しい。それにもうすぐ引退試合がある時期だと思うし。
「それにしても大丈夫なの?」
彼女には珍しく真面目な表情で聞いてきた。
「何が?」