はしゃぎながらそう言った芽依の「これ」を見てみると数年前に流行ってたアニメのキャラクターが描いてあるキーホルダーだった。僕は昔そのアニメが大好きだった。今は、と聞かれると申し訳ないが興味無い。
「懐かしいー」と、芽依は小さく呟いた。
「そうだね」僕もそう返事をした。
そういえば病院の女の子にこのキャラクターのキーホルダーをプレゼントしたな、と思い出に浸っていると芽依がそのキーホルダーを会計のところまで持って行って、
「これ、お願いします!」
そう言った。まさか買うのか?
でも、芽依のお金で買うならなんの問題は無い。会計から戻ってきた芽依は、買ったその商品を何故か僕の前でぶら下げてる。すると、
「これ、あげる!」
なんで僕に?欲しいなんて一言も言ってない、もしかして無意識に欲しそうな顔してたとか?いや、そんなことは無い。とりあえず、芽依自身に聞いてみる。
「え?なんで?」
「なんでも!」
「懐かしいー」と、芽依は小さく呟いた。
「そうだね」僕もそう返事をした。
そういえば病院の女の子にこのキャラクターのキーホルダーをプレゼントしたな、と思い出に浸っていると芽依がそのキーホルダーを会計のところまで持って行って、
「これ、お願いします!」
そう言った。まさか買うのか?
でも、芽依のお金で買うならなんの問題は無い。会計から戻ってきた芽依は、買ったその商品を何故か僕の前でぶら下げてる。すると、
「これ、あげる!」
なんで僕に?欲しいなんて一言も言ってない、もしかして無意識に欲しそうな顔してたとか?いや、そんなことは無い。とりあえず、芽依自身に聞いてみる。
「え?なんで?」
「なんでも!」