僕らが朝早く来ているのは理由がある。約一ヶ月後に迫った僕の人生最後の文化祭の準備があるからだ。でも、僕に限らず、大半の人は人生最後の文化祭となるだろう。
それに、準備と言っても今日は僕ら生徒会だけの準備だ、僕が「僕ら」と名乗っていいのか分からないけど。早速生徒会室に入ると既に数人の人がいた。生徒会長はまだ来てないみたいだ。入った瞬間に生徒会副会長に、
「君たち、遅刻だよ。罰として買い出しを頼むよ」
と、メモを渡されながらそう言ってきた。ポスターの続きを書くつもりだったが仕方ないので、行くことにする。そのメモされた場所に向かうと、芽依が、
「学校に着いた瞬間に家に引き返すとかマジー?」
というのも、メモされた場所は芽依の家の近所なのだ。前に一度だけ行ったことがあるから、だいたい場所は分かる。芽依の発言に無視するのもあれなので、「マジだよ」と言っておいた。目的地について中に入ると、そこは文房具など色んなものが置いていて、学生にはもってこいの場所だった。そこでメモに書かれたものを探していると芽依が、
「春斗ー!これみてー!」
それに、準備と言っても今日は僕ら生徒会だけの準備だ、僕が「僕ら」と名乗っていいのか分からないけど。早速生徒会室に入ると既に数人の人がいた。生徒会長はまだ来てないみたいだ。入った瞬間に生徒会副会長に、
「君たち、遅刻だよ。罰として買い出しを頼むよ」
と、メモを渡されながらそう言ってきた。ポスターの続きを書くつもりだったが仕方ないので、行くことにする。そのメモされた場所に向かうと、芽依が、
「学校に着いた瞬間に家に引き返すとかマジー?」
というのも、メモされた場所は芽依の家の近所なのだ。前に一度だけ行ったことがあるから、だいたい場所は分かる。芽依の発言に無視するのもあれなので、「マジだよ」と言っておいた。目的地について中に入ると、そこは文房具など色んなものが置いていて、学生にはもってこいの場所だった。そこでメモに書かれたものを探していると芽依が、
「春斗ー!これみてー!」