「ええ、構わないわよ。きっとお父さんも喜ぶわ」
笑顔で答えてくれた。内心ビクビクしていた、どういう風の吹き回しだ。と思われないかなって、まずないけど。
「ありがとう、明日だったよね?行くの。」
「ええ、向こうで一泊するから準備してね?」
「わかった。じゃあおやすみ。」
「うん。おやすみなさい」
僕は自室に戻りゴールデンウィーク中に出された課題をやることにした。本当は寝ようとしたけど緊張して眠れなかっただけだ。数年ぶりの再会となるのだ。さすがの僕でも緊張はする。元気にしてるだろうか、僕が言えた義理じゃないけど