彼女が飲み物を取ってきている間に部屋を見渡した。友達との写真だったり、笑顔の家族写真が飾ってある。数年前の写真か…。そんなことを思っていると彼女が二つのコップをせたおぼんを持ってきた。
「ごめん、お茶しかなかった!」
「大丈夫、ありがとう。」
一口飲んだが味は僕の家のお茶と大して変わらなかった。そういえば今日一口も水を飲んでなかったな。
お茶を飲んでいると彼女がいきなり
「ねねね、私の中学の卒アル見たい!?」
正直見たいとは思わない。でも僕が答える前に既に彼女はアルバムを広げて僕に見せていた。
「これが私!」