「春斗くん、少し上がっていったら?」
どうやら嫌な予感が的中したようだ。彼女の母親から提案された。
「そうだね!そうしなよ!」
ここまで言われたら断れない主義なので彼女の言われるがまま家に入ることにした。
「お邪魔します」
「こっちが私の部屋だよ」
彼女の部屋は普通の女子高生って感じの部屋だった。初めて女子の部屋に入るのだけども、
「そこに座っててね飲み物持って来るから。」
「お構いなく。」
緊張して敬語になってしまった。