日本人の一番嫌なところ

 日本人の一番嫌なところは、「みんながそうしているから」という、良くも悪くも病的なまでの協調性と同調圧力、そして「君子危うきに近寄らず」の事なかれ主義・小市民主義の異常な謙虚さだ。
 たぶんみんなが砂漠の強行軍やら断崖絶壁や肥溜めに向かって行進したら自分もそうするだろう(笑)。私は嫌だが。
 たしか「余命三年時事日記」(この話で言っている記事、余命の移転復活前の過去記事は「余命三年時事日記ミラーサイト」をウェブ検索して参照のこと)が「昔から日本軍は全滅の定義、一定数やられたら「全滅と同じ」が通用しない。逃げずに義務に忠実に最後まで戦うから」と書いていたが、必ずしも褒められたことだろうか? たしかに意味をわかっていてやっているなら立派だが、「みんながそうしているから」という無意識の協調性でそうしているなら「真面目で愚直な馬鹿」という一面も多分にあるだろう。軍隊の格言では「頭の悪い働き者は(間違った命令を生真面目に実行し続けて)味方を敗北に導く」のだそうだが、そういう落とし穴がある。たとえばみんなで地雷原に突撃するような場合、たしかに戦略や作戦として必要な場合もあるだろうが、「その作戦が正しいか」を判断できないため、作戦が間違っていたり誤情報に踊らされた場合にはしばしば悲劇を招く。

 たとえば「敗戦革命」と言う言葉があるが、前大戦は共産コミンテルンのシンパ工作員に焚きつけられて自滅させられた面がある(江崎道朗氏の著作など参照)。戦後にも跋扈され続けて、この二十年くらいは在日コリアンや共産腐敗マフィアに「二度目の敗戦革命」をやられたようなものなのである。
 およそ二度あることは三度あるわけで、日本人は優良な羊や豚のようで、たとえ子供や孫がその犠牲になっても阻止する知力も気概や能力もない。ただ「謙虚に盲従」して「美しい土下座」を貫くのみである。それゆえに「犯罪者に統治されるしかない」という絶望的な見方にもなったりするわけだが。

 いわゆる「まともな普通の日本人」の皆さん方は、その辺はどう考えているのだろうか?