----------------あとがきです。
『彼女は俺の魔法使い』を最後までお読みいただき、ありがとうございました。無事に完結できてほっとしています。
こちらへの投稿は3作品目です。まだこちらの表示スタイルや投稿システムに慣れなくて手探り状態のため、もしかしたら見にくい点などあるかも知れません。そうでしたら申し訳ありません。今後、工夫していきたいと思っています。
作品を書くときにいつも思うのは、読んでくださった方がほんの少しでも元気が出たり、ほっとしたりしてくださったら嬉しい、ということです。活動を始めたときからずっと変わらないことで、たぶんこれが、わたしの活動の原点なのだと思います。その役割を果たせているかどうかは……読んでくださった方のご判断にお任せします。
なお、本作中に登場する学校司書の「雪見さん」は、わたしの作品の中では三度目の登場になります。
『児玉さん。俺、頑張ります!』(「小説家になろう」で公開中)では主人公、『はじまりは、図書室』(スターツ出版文庫にて書籍化。原作は「小説家になろう」にあり)では今作と同様にサイドキャラクターで、彼が変えていく学校図書館がきっかけではじまる生徒の恋の連作短編です。この2作は同じ期間をふたつの作品に仕立ててあります。
今回はこの数年後に次の学校に異動したという設定にしました。雪見さんの大きな後悔は『児玉さん。俺、頑張ります!』で語られています。ずいぶん前に書いた作品ですが、興味がおありでしたらお試しください。
では、ここまでお付き合いいただいたことに感謝を込めて。
みなさまに、楽しくHAPPYなことがたくさんありますように!
虹月一兎