「ごめん、相原……?さんとは付き合えない…………ってこいつが言ってます」 ただ、こんな状況、誰も予想なんてしてなかった。 私は目の前にいる先輩二人のうちの一人が好きで告白したはずなのに、それに答えているのは好きな人の隣にいる平々凡々な格好をしている先輩で。 あれ、私誰に告白したんだろうって一瞬宇宙に放り出されてしまった。 「…え?いや、あの……」 「ま、まぁ、そういうことだから……っ!!じゃ、じゃあね!!!!」