「そうだよ。僕は毎日美世に癒されてる。だから、みんなを癒すことができるんだ」


「そうなんだ……」


そんな風に言われるとなんだか照れくさい。


あたしも影ながら役に立っていたんだと思える。


「だ、だから、これからもずっと僕の彼女でいてくれる?」


モジモジと照れながら言う須賀君は壊滅的に可愛い。


喧嘩でも、癒しでも、可愛さでも、須賀君に勝てる人なんてきっといない。


あたしの胸はキューンッと切なく悲鳴を上げる。


「もちろんだよ!」


あたしは須賀君の体を抱きしめて答える。


「ちょ、恥ずかしいだろ!?」


「だって可愛いんだも~ん!」


あたしの中で須賀君に勝る男子なんていない。


今までもこれから先もず~っと、須賀君しか勝たん!




END