自分ではそんなつもりなくても、心が諦めてしまった。
そのときの様子、言葉がとてもリアルで、こうなりたくないと思う反面、そう感じている自分がいて。
いつの間に他者の成功を喜べない人になったんだろう。
主人公と似たような考え方をしてしまう私も、夢を諦めてしまった愚者の1人なのかもしれない。
そんなことを思いました。
ただただ苦しくて、切なくて、これが大人か…なんてかっこいい言葉で締めくくりたくなって。
自分の未熟な部分が照らし出されたような気がします。
ただ苦しくなるだけかもしれない。
それでも、自分の暗い感情から目を逸らし続けることは、きっとできない。
他人の成功を疎ましく思ってしまう人にこそ、読んでほしい。
弱い自分と向き合うきっかけになると思います。