この話の最初のネタを思いついたのは僕が中学3年生の時でした。
しんどいなあと思っていた時にキヨハに肩代わりしてもらおうと思いました。
結局、彼女たちが形になって肉をつけて動き出すまでにずいぶん時間がかかってしまいました。
この作品は2019年に公募に出したもので(落選しましたが)僕にとっては今日までの人生で一番熱量を込めた作品だと思います。
作品のテーマは「多面体の愛情」と「自分」でした。
そもそも現代が「I(アイ)の棲家」という名前だったので。露骨すぎてやめましたけど。
愛の種類や組み合わせがたくさんあるので探してみていただけると嬉しいです。
ずるずると長いだけの話ではありましたが、読んでいただきありがとうございました。
2020.12.01 守村 肇