気を引き締めて、私は食材と向き合う。
料理をする時は、始める前に計量をすべて終わらせておくこと。
作業をしながら計量するのは効率が悪いから、特にデザートの時は必ず行うようにと、佐保さんから教えてもらった。
全ての材料を揃えたら、リンゴのコンポートから作り始める。
家で作った時のように、小鍋に皮を剥いたリンゴを一口大に切り、バターで炒めて砂糖、レモン汁を加えて煮詰める。出来たら鍋ごと氷水で冷やす。
冷ましている間に、今度はカスタードクリームを作る。
本来ならバニラビーンズを使いたいけど、バニラエッセンスで香りをつけることにした。
勿論、私が書いたオリジナルのレシピにはバニラビーンズは書いていない。
作り終えたら、バットに移して広げ、氷水で冷ましておく。
肝心のパイシートは十分ほど解凍し、長方形に切り出す。一個につき、二枚使う予定だ。
この時、オーブンは二〇〇度にセットして予熱しておくのも忘れない。
コンポート、クリーム、パイシート。全てが揃ったら、いよいよ成型だ。
パイシートを一枚置き、フォークで穴をあける。
その上にクリーム、コンポートを置き、切り込みを入れたパイシートをかぶせて端の淵をフォークで押さえて閉じる。
照りを出すために、といた卵黄を塗って、予熱したオーブンで十五分から二十分焼く。
焼きあがってオーブンから出すと、こんがりとした焼き目が入って、切り込みの間からリンゴが顔を覗かせていた。
熱いうちに用意した白い丸皿の中央に置き、砂糖を加えたマスカルポーネをスプーンひと匙分を添え、ミントを飾る。
最後に粉糖をかけて完成だ。
料理をする時は、始める前に計量をすべて終わらせておくこと。
作業をしながら計量するのは効率が悪いから、特にデザートの時は必ず行うようにと、佐保さんから教えてもらった。
全ての材料を揃えたら、リンゴのコンポートから作り始める。
家で作った時のように、小鍋に皮を剥いたリンゴを一口大に切り、バターで炒めて砂糖、レモン汁を加えて煮詰める。出来たら鍋ごと氷水で冷やす。
冷ましている間に、今度はカスタードクリームを作る。
本来ならバニラビーンズを使いたいけど、バニラエッセンスで香りをつけることにした。
勿論、私が書いたオリジナルのレシピにはバニラビーンズは書いていない。
作り終えたら、バットに移して広げ、氷水で冷ましておく。
肝心のパイシートは十分ほど解凍し、長方形に切り出す。一個につき、二枚使う予定だ。
この時、オーブンは二〇〇度にセットして予熱しておくのも忘れない。
コンポート、クリーム、パイシート。全てが揃ったら、いよいよ成型だ。
パイシートを一枚置き、フォークで穴をあける。
その上にクリーム、コンポートを置き、切り込みを入れたパイシートをかぶせて端の淵をフォークで押さえて閉じる。
照りを出すために、といた卵黄を塗って、予熱したオーブンで十五分から二十分焼く。
焼きあがってオーブンから出すと、こんがりとした焼き目が入って、切り込みの間からリンゴが顔を覗かせていた。
熱いうちに用意した白い丸皿の中央に置き、砂糖を加えたマスカルポーネをスプーンひと匙分を添え、ミントを飾る。
最後に粉糖をかけて完成だ。