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結局、安田の新しいプロジェクトを手伝うことになったのは澄恵と、もうひとりの男性社員だった。
2人とも仕事熱心で、その姿勢がちゃんと評価された結果だった。
「まぁ、残業頑張りなよ。これからはすっごーく大変だよ?」
落とされてしまった美穂と文音は精一杯の強がりと嫌味を残して帰って行ってしまった。
だけど今の澄恵に2人の嫌みなんてどうでもいいものだった。
安田とともに仕事ができる。
それだけで幸せな気分だ。
「安田くぅん! ここ、わからないんだけどぉ!」
そんな幸せ気分をぶち壊す存在がもう1人。
立候補はしなかったものの、あまりの仕事のできなさ加減に、戸田から残業して覚えることを命令された、久美だった。
結局、安田の新しいプロジェクトを手伝うことになったのは澄恵と、もうひとりの男性社員だった。
2人とも仕事熱心で、その姿勢がちゃんと評価された結果だった。
「まぁ、残業頑張りなよ。これからはすっごーく大変だよ?」
落とされてしまった美穂と文音は精一杯の強がりと嫌味を残して帰って行ってしまった。
だけど今の澄恵に2人の嫌みなんてどうでもいいものだった。
安田とともに仕事ができる。
それだけで幸せな気分だ。
「安田くぅん! ここ、わからないんだけどぉ!」
そんな幸せ気分をぶち壊す存在がもう1人。
立候補はしなかったものの、あまりの仕事のできなさ加減に、戸田から残業して覚えることを命令された、久美だった。