「証言?」


「あぁ。碧が俺のことを好きだという、証言者がな」


え――?


「ここにいる生徒と教員。全員が俺たちの関係を証言してくれる。


物と自分の気持ちと、もう一つ確実なものが出来たってことだ」


「すぐる……」


何故だか、キュッと胸の奥が締め付けられた。