ほとんど、叫ぶようにそう言った。


下着の中の手が、スッと抜かれる。


それと同時に、放送終了のチャイムが鳴った。


いっ……言った……。


そう思うと体中の力がぬけて、その場に座り込んでしまった。


恥ずかしさから、思わず涙が浮かぶ。


「よく、できました」


すぐるはそう言い、優しく優しく、ガラス細工に触れるように、私にキスをした――。