……校内……放送?


キョトンとして、すぐるを見つめる。


「今から、全校生徒へ向けて俺の事が好きだと伝えろ」


「なに……言ってんの!?」


「これが、今回の罰だ」


罰……。


「でもっ! 前の罰はもっと優しかったじゃない!」


私の言葉にすぐるはフンと鼻で笑った。