「ここ……?」


「あぁ」


うなずき、ポケットから鍵を取り出す。


えぇ!?


なんで放送室の鍵なんか持ってんの!?


手馴れたように鍵を開けて、普通に入っていくすぐる。


「ちょっと、勝手に入っていいの!?」


「あぁ。……っていうか、そんな所にいたら教師に見つかるぞ」