「……楽しかったよ?」


少し照れながら、返事をする。


「そうか。じゃぁ、続けるってことでいいな?」


「続ける……?」


「《恋愛ゲーム》だよ。昨日のは『お試し』だって言ったろ?」


あぁ、そっか。


私はしばらく考えるそぶりを見せながら、周りの女子生徒たちの顔を眺めた。


すぐるに寄り付くのは、何故だかいつも可愛くてキレイな子ばかりだ。