「うるさい!! なによ、こうやって一緒にいるのにゲームばっかりやっててさ。それで『飽きた』なんていわれたくないわよ!」


頭に血が上り、一気にすぐるを怒鳴りつけた。


すぐるは、無言のまま私を見ている。


いや……私が取り上げた、ゲームを見ている……。


「ゲームじゃなくて、私を見てよ!!」


その言葉に、ようやくすぐるの視線が私をとらえた。


「碧……」


「なによ……」


ムスッと唇を尖らせ、どんな謝罪の言葉が出るかを待つ。


しかし……。