まだ西日が部屋の中に差し込んでいて、すぐるの顔がよく見える。


つまり……私の裸がすぐるによく見えているハズだ。


「どうしてほしいか、言ってみろ」


私の両手を片手で押さえつけたままの状態で、すぐるがそう言った。


え……?


「触れてほしいか?」


いじわるく言うすぐるに、体中か火照ってくる。