「いまだ! シャイニング・ティアラ! シャイニングステッキを使うんだ!」
どこからか、言わずもがなのかけ声が聞こえた。よく目をこらすと、男性のようなシルエットが浮かびあがっている。
てぃあらはうなずくと、ステッキを振って叫んだ。「ファイアワークス!」
光るステッキから豪速球が飛びだし、ゴーストに命中した。弾は爆発し、ほかのゴーストたちが恐れをなして逃げていく。ちりぢりになる獣たちを、さらなる火球が追った。「クラッシュ! ……フロート!」
爆風であさっての方向に飛ばされるクロを、てぃあらの魔法が拾ってとどめた。
それで、どうやら潮目が変わったらしかった。
どこからか、言わずもがなのかけ声が聞こえた。よく目をこらすと、男性のようなシルエットが浮かびあがっている。
てぃあらはうなずくと、ステッキを振って叫んだ。「ファイアワークス!」
光るステッキから豪速球が飛びだし、ゴーストに命中した。弾は爆発し、ほかのゴーストたちが恐れをなして逃げていく。ちりぢりになる獣たちを、さらなる火球が追った。「クラッシュ! ……フロート!」
爆風であさっての方向に飛ばされるクロを、てぃあらの魔法が拾ってとどめた。
それで、どうやら潮目が変わったらしかった。
