皆さんこんにちは。
天の声です。多くの人たちは忙しいという衝動に駆られていますがどうですかね。今日はどんな一日が始まるのか
社員北山(女性)「社長 青山さんからお電話です。内線2211です。」
峯村「はい、了解。大変お待たせしました。社長の峯村です。青山さんお疲れ様です。この度わが社の商品に対してのご提案ありがとうございました。さっそくですが、青山さんのアイディアをぜひ取り入れようと考えております。またですね。今現在新たな商品開発もしておりまして特に客層が若い女性をターゲットにしております。ぜひ青山さんにもいろんな視点から商品に対しての提案をしていただきたいと思います。はいはい、それでは失礼いたします。」
峯村「電話は疲れるわ。」
秘書宮内(女性)「社長 今日は10:00~役員カンファがあり、13:00~新規事業の打ち合わせ 1600~ファッション雑誌の取材・撮影 1800~は採用動画の撮影があります。
」
峯村「はい、分かりました。(自転車で社内の中を走り回りながら聞く)」
社員河村(男性)「社長 インドのテレビチームが今すぐ社内を取材、撮影したいそうです。」
峯村「え、それまた違う取材?急すぎ」
社員河村「はい、そうですが、え、もう社内にいる?」
峯村「仕方ないわね。いいわよwelcomeよ」
峯村「てかカメラ近い」
テレビチームナレーション「ここは日本で数少ない新しいデザインをみにまとった ファッション企業ナンバーワン 優秀な社員と美男美女が揃う、株式時価総額2000億円、その今最も注目されるフィットザカムアウトの会社ツアーに行ってみよう、ここはどうやら座禅ルーム 酸素カプセル、スポーツジム、スタディーラウンジ 、カフェテリア、ファンゲームルーム、屋上にいくとグリーンオアシス畑作業、この会社は何でもある、革新的すぎるぜ
社長の峯村優愛は21歳にして個人資産250億円(走りながら社長室にいくところ)
会社の経常利益から換算すると峯村は1時間に700万稼ぐ
各チームのチーフが新たなプロジェクトのプレゼンをしているようだぞ。
チーフA「 こんなのはどうでしょう?」
峯村「つまらないわね」
その後ろのモニターには各チームの売り上げ状況を示している。
チーフA「ですよね」
チーフB「子供向けのデザインに最適で着やすいかと思います。」
峯村「よさそうね」
彼女からの一言で自分の売り上げが変わるからみんな必死である。
チーフB「ありがとうございます。」
チーフC「どうですか?」
峯村「(無言でパソコンを閉める)」
チーフC(頭を下げる)
ナレーション「今の時点で月50億の売り上げ、どうしてこんなに儲かるの?」
「私たちが売っている商品である服や家具、ファッションアプリ、アバターの服、アバターなど原価はただ、疑似体験を売っていて実物を売っている訳ではないからね、だから1度商品を開発してしまえば商品は無限にあるわけだから、売り切れて儲けを逃すこともないし、失敗して在庫を抱えて大損なんてこともない、そもそも何もないんだから。」
ナレーション「社長の峯村は高校時代に高校のパソコンで自らファッションサイトを作り会社をスタートさせた。壁には社員のいろんな思いが描かれている。そう、クリエイティビティはリラックスした空間から生まれる」
峯村(社員全員に新しいこと思い付いた?と送る。)
ナレーション「そうここはユートピア?天国?これが新しい労働の形か?」
サブチーフ石井(男性)「峯村社長今少しお時間大丈夫ですか?」
峯村「あともう少しでカンファが始まるから少しだけなら」
サブチーフ石井(男性)「了解です。そしたらこっちの部屋で話しましょう。」
峯村「話って言うのは何?」
サブチーフ松本「実はですね、次期CEOについてのことです。前にも話したんですが、ヘッドハンティングをそろそろした方がいいかとも思われます。なんていうか会社の将来を考えるとこれから先はある程度社会経験がある人材が社長に適しているかとも思われるんです。」
峯村「なるほどね、それって私に辞めろと言いたいの?」
サブチーフ松本「いや、そうではないです、ただこの会社は大企業にこれからもなっていく予定ですし、そういった社会経験のある人がCEOになった方が幸いかとも思われるかと」
峯村「うーん少し考えさせて」
秘書(トントン「失礼します、社長役員カンファが始まります」
峯村「わかった、ありがとう」
ニュースキャスター「お昼のニュースです。大手ファッションビジネス会社フィットザカムアウトが東証二部上場いたしました。また峯村社長は2024年までに全ての言語機能がついたサイトの拡大を図る予定でいます。」
佐々木「え、優愛の会社だ、帰国したんだ、早いな、こんな会社で働いてみたいな」
古矢「調べたんだけど優愛って今シアトルのアメリカ本社の取締役も務めていてしかも日本の本社でも社長らしいね。採用条件が凄いわ、新卒なら内定2社以上ある人、語学が3か国語話せる人、ファッションに興味がある人、大学の新卒以外の採用ならアルバイトやどこかの会社の社員での接客経験が三年以上、ファッションに興味がありクリエイティブなアイディアを持ってる人らしいよ」
佐々木「わあーすごいな、私は入れないな」
古矢「採用フローが役員面接と社長面接のみらしい、しかもかなり厳しいらしいよ、書類選考がないっていうね」
佐々木「まじか、その会社の中、凄いきれいだし、おしゃれだし入りたいな」
古矢「分かるよその気持ち、あっかなこいいの見つけたわ、なんか優愛の会社インターン募集してるって」
佐々木「え、まじか締切いつまで?」
古矢「明後日までだって書類を送付してくださいとのことです、インターンの面接は書類送付から後日らしいです」
佐々木「ほおー今から履歴書買わないとよし、やる?」
古矢「うちはいいや、他のことで忙しいから」
佐々木「そっか」
そして、書類送付しインターン面接日。
佐々木 母「優子ご飯よ」
佐々木「はい」
佐々木 母「インターン面接頑張ってね」
佐々木「ありがとうお母さん。」
佐々木「うわーすごいな。大きいビルだな。おはようございます。今日インターンの面接に来た佐々木です。ファッション企業フィットザカムアウトにいきたいんですが」
受け付け嬢「はい、お待ち下さい。インターン面接の佐々木様がまいりました。了解です。 そしたらこれがIDカードですのでタッチしてこのゲートくぐってください。帰りにお返しください」
佐々木「はい、ありがとうございます。」
エレベーターで25階まで上がった。
佐々木「着いたやっぱり広いな、大きいしきれいだな」
社員「こんにちは、インターンの面接の方ですか?」
佐々木「はい、そうです。」
社員「本日はお越しいただきありがとうございます。こちらにお座りください。」
佐々木「はい、失礼します」
松本「あれ?優子?応募してたんだ」
佐々木「うん、そうだよ、え、美愛も?」
松本「そうだよ、優愛あっ 峯村社長の会社だからね」
佐々木「私も同じ理由かな、まあインターン経験せっかくだからしとこうかなとも思って、就活もしないとだし」
松本「そういう感じね、服装はなんか自由とかってさ、さすがファッション企業だよね」
佐々木「確かに」
ドアがノックされる。トントン
社員渡辺(男性)「失礼します、それでは面接を始めます。私 インターンの採用担当をしております、渡辺と申します。早速はじめたいと思います。では佐々木さんから まずはインターンの志望動機を教えて下さい。」
佐々木「はい、私はもともとファッション業界に興味があり、将来はファッションの会社に就職しようと考えています。その目標のためにファッション企業でインターンを経験をして将来に活かしていきたいと考えたからです。」
社員渡辺「なるほどね、まじめだね、わかりました。では松本さんも志望動機を教えてくれるかな?」
松本「はい、私も同様にファッション業界に興味があり応募させていただきました。服という誰もが買うものをデザイン、クリエイティブな発想で将来的に作っていきたいと考えており、ファッション企業の常識を変えていきたいとも考えています、そのような理由もあり、ぜひここの会社でインターン経験をさせていただきたいと思います。」
社員渡辺「なるほどね、かっこいいこというね、ふむふむ、わかりました。
ちなみにですが、二人はここの会社で知ってる社員の方とかはいますか?」
佐々木・松本「はいいます。」
社員渡辺「おお!誰かな?」
佐々木・松本「峯村社長です。」
社員渡辺「おおー峯村社長なんだね。お友達かな?」
佐々木「はい、ディズニストアの元同僚です」
社員渡辺「なるほどね、それはすごい、そしたら次の面接はあのきれいな女性ね」
佐々木「はい、了解です(え、面接通ったのかな?)」
松本「了解です(まじやったー)」
佐々木「(わあ、きれいな方だな)」
松本「(きれいだな)」
社員須藤(女性)「はい、では面接を始めますインターンの採用担当の須藤と申します、お願いします。始めに佐々木さんからあなたが大学時代に熱中したことは?」
佐々木「 私が大学時代熱中したことは ディズニーのサークルです。このサークルは私が大学一年の時に友達と設立しました、友達も私もディズニーが好きでサークル設立のためだけではなく、サークルを楽しむためにという気持ちに変わり大学生活は学業と両立しながらサークルを楽しみました」
社員佐藤「なるほど、そこから得たことは?」
佐々木「そこから得たことはコミニュケーション能力です。友達や学生課の人といろんな形で話したりしました。サークルでのマネジメント力はもちろんのことコミニュケーション能力が一番身に付いたと考えました」
社員佐藤「素晴らしいわね、サークルでコミニュケーション能力やマネジメント力が身に付くのはこの先も役に立つわね」
社員須藤「では、次に松本さん、大学で熱中したこと、そこから得たことは何?」
松本「私が大学時代に熱中したことは、ファッションサイトを友人と立ち上げたことです、そこから得たことは常に人の気持ちになり考える力です、私は当時ファッションサイトを立ち上げていたとき、なかなか思うようにはいかずに悪戦苦闘しておりました。けれどもそこから諦めずに頑張りました。はじめは自分の考えるアイディアだけを採用しておりましたが、しかし、それだけではうまくいかず集客はゼロでした、友人からは「ユーザーの気持ちになってもう少し考えろ」と言われ、ユーザーの視点から物事を考えることを意識しました。そのようなことを意識してからはユーザーも集まるようになりファッションサイトはたくさんユーザーが利用するようになりました。私は常に人の気持ちになって考えるということは大切なことと学びました」
社員須藤「素晴らしいわね、ファッションサイトを友人と立ち上げたのは本当凄いわね。ありがとうございます、ちなみに二人とも峯村社長のことを知ってるのね」
佐々木・松本「はい!友達です」
社員すぐ「なるほどね、このインターンちなみに社長のアイディアなのよね」佐々木「そうなんですね」
社員須藤「うん、そうよ 結果は後日連絡します」
松本・佐々木「了解です。あっちなみに峯村社長に挨拶したいんですが」
社員佐藤「社長に会いたいの?ちょっと待っててもらっていい?」
佐々木・松本「はい」
社員須藤「お待たせしました、今社長お取り込み中なのね、今日の面接報告するついでに伝えておくね」
佐々木・松本「分かりました」
社員須藤「うん、では気を付けて帰ってね」
佐々木・松本「はい、ありがとうございました」
社員須藤(立ち去る)
佐々木「はあ、合格したいな、てかあそこで働ける機会なんてなかなかないしね、インターンしか機会ないからね」
松本「まあね、新卒とかかなり厳しいらしいしね、倍率が5.4とかだっていうし、東大で出てハーバード卒業した人毎年いるからね、新卒採用担当あの人たちではないんだって」
佐々木「そうなんだ、うんまあそうだよね、あのさ
優愛と三人でここの道歩いたこと覚えてる?」
松本「え、急にどうしたの?」
佐々木「いや、別になんかそう思ったからさ、この季節になるとふと思い出すからね、優愛がストア辞めると言った時は本当驚いたし」
松本「まあね、私も同じ気持ちだよ」
佐々木「前みたいに歩きたいな」
松本「うん、歩きたいね」
佐々木「優愛本当凄いよね、あのときのことを少し話したいな」
回想シーン
佐々木「はい、結乃の負け、好きな人言いなさいよ」
峯村「嫌だよ、好きなひとなんていない」
松本「優愛本当?それ」
峯村「当たり前だよ、恋愛なんてしてる暇ないよ、あと二人には話さないといけないことある」
佐々木・松本「何?」
峯村「私ストア辞めることにしたの、ずっとやっていたファッションビジネスサイトが大きくなりそうだから、忙しくなる、だから三人で話せるのも今日ぐらいなんだ、実はずっとファッションビジネスに興味があってやりたかったことだからさ、自分のやりたいことを優先にしたいなって」
松本「そうなんだね、優愛のことを二人で応援するから」
佐々木「私もだよ優愛頑張ってね、仕事落ち着いたら連絡してね 絶対約束だよ」
松本「約束だよ」
峯村「分かったよ」
佐々木「あれから二年くらい経ったけど、結乃は約束覚えてるかな」
松本「どうだろうね 覚えてたらいいけどね」
社員の渡辺と社員の須藤は二人で今日の面接の審議をしていた。
社員須藤「さて、どうしましょうか、はきはき答えられてたし問題ないですかね?」
社員渡辺「はい、まあそうですね。二人ともインターン採用でいいですかね」
社員佐藤「そうね、社長二人ともインターン採用で大丈夫ですか?」
峯村「ちなみにどんな子?履歴書みせてもらえる?」
社員須藤「あっはい、了解です」
峯村「え、優子と美愛。まさかあの二人がインターン嬉しいな、二人は採用ね」
社員「分かりました」
峯村「インターンの日いつからいつまで?」
社員須藤「5日間です」
峯村「了解」
社員須藤「では、二人に電話しますね」
峯村「うん、よろしく」
佐々木「電話まだかな、あっきた はい、もしもし はいはい、分かりました ありがとうございます それでは失礼します やったーインターン採用された嬉しい」
松本「はいはい、分かりました ありがとうございます、失礼しますやったー採用されたわ」
佐々木「あっもしもし美愛インターン採用されたよ、え、美愛も?やったね、じゃあまた明日ね、よし、インターン頑張るか」
そしてインターン初日
佐々木「少し早すぎたな、あと10分くらい時間あるしな、あっこれ優愛だ
凄いな、これは会社が始めてできたときの写真か、こんなに頑張ってたんだね、なんか泣きそう」
松本「優子お待たせ、あれこの写真会社設立の時だね、かっこいいな、本当憧れだね」
佐々木「うん、凄い」
社員須藤「はい、お待たせしました、あれ写真みてたのね、ではまず社内をご案内します」
社員須藤「ここがスポーツジム二人も一応インターンだけど社員証みせれば入れるからねその奥が酸素カプセルルームね」
松本「わあーすごいな」
佐々木「あっなんかお腹すいてきたな」
社員須藤「あらじゃあ社員食堂行きましょうか、ここ無料で食べれるからね、バイキンぐです」
佐々木「え、バイキング?嬉しい」
社員須藤「バイキングよ、まあ食べ過ぎないようにね」
佐々木・松本「はい」
佐々木「やばい、食べ過ぎたかも」
松本「かなこ」
社員須藤「大丈夫?ゆっくり休んでから行きましょう」
佐々木「なんとか行けそうです、すみません」
松本「良かった」
社員須藤「もし、具合悪くなったりとかトイレいきたくなったら言ってね」
佐々木「分かりました、ありがとうございます」
社員須藤「OK!では次の階にいきます、ここはスタディーラウンジです、隣がファンゲームルームです、屋上に上がるわよ」
松本・佐々木「屋上ですか!?」
社員須藤「うん、そうよ」
松本「わあ、畑だ凄い」
社員須藤「そう、ここはグリーンオアシス、畑作業ね」
佐々木「きれいですね、なるほど、なんでもありますね」
社員須藤「そうね。確かに何でもあるわね」
佐々木・松本「いや、なんか大きい会社でデザインとか設備がすごいですね」
社員須藤「始めての人は驚くわよね、そしたら会社見学は終わりインターンらしいことをしようかしら」
佐々木「待ってました」
社員須藤「まずは、佐々木さんはこの服のデザイン何がいいか少し考えてくれる?」
佐々木「了解です(ゆのに会いたいな)」
社員佐藤「松本さんはこの資料をまずはパソコンにうつしてくれる?」
松本「分かりました」
20分後
佐々木・松本「終わりました」
社員佐藤「OKそしたら、休憩ね。カフェテリア行ってもいいし、ここにいてもいいわよ、1時間後にまた再開ね」
佐々木・松本「了解です」
佐々木「この光景みると人本当多いね、いろんな人が電話対応してるし、いろんなことやってるよね、何人いるんだろうね」
松本「2000人くらいかな?」
佐々木「それくらいか」
そこで峯村社長が登場する。
峯村「会社はどうですか?」
佐々木「そうですね、本当大きい会社で入りたいですね(後ろを振り返る。)
え、てか優愛久しぶり元気にしてた?」
峯村「優子も久しぶり」
松本「久しぶり優愛」
峯村「久しぶり美愛」
佐々木「てか結乃本当立派になったね、というか社長になっちゃって」
峯村「まさかここまで大きくなるとは思わなかったしね、インターン応募ありがとう今回二人が初のインターン生だから」
佐々木・松本「それは嬉しいね」
峯村「今日はいい一日になるといいね」
松本「うんそうだね」
秘書宮内「峯村社長クライアントからお電話です」
峯村「分かった、ごめんもういかないと」
松本・佐々木「頑張ってね」
峯村「ありがとう」
社員須藤「そしたら次はあの男の人の指示に従ってくれる?」
松本・佐々木「はい、了解です」
社員今村「こんにちは、では二人には今回マーケティングをしてもらいます、ここに資料があるからこれ見ながらどの服がどのニーズに合うかや客層に合うかということを考えてみてくれる?まずはそれをお願いします」
佐々木・松本「はい」
佐々木「なかなか、難しいね、確かにうちらが着てるのはばりばり女子大生向けだけど、青で少し水色デザインが星だけど これは女の子向けかな?」
松本「うーん、でも男の子ぽいね 男の子でもいけなくないかな?」
佐々木「まあね、とりあえず女の子にしておくこの商品は」
佐々木「とりあえずそうしておこうか」
社員渡辺「二人とも終わった?どうかな?おお、二人ともこの服が女の子というのはいいね、でも実はこれ男の子にしたほうがいいんだな」
佐々木「どうしてですか?」
社員渡辺「一見みると女の子のがいいけれども、最近の女子の流行を考えるとこれだとニーズに合わないんだとなると男の子にまわしたほうがいい、青と水色そして星のデザインが好きな男の子なら何人かいるわけだからそこでニーズもあり、商品が売れるというわけ」
松本「おお、そういうふうに考えるんですね」
社員渡辺「そうだね、よし、そしたら二人ともあと30分で終わりだからここの机片付けてもらえる?」
松本「これですか?」
社員渡辺「そう、この机にのっかてるやつね」
佐々木「了解です、頑張ります」
社員渡辺「よし、ありがとうね」
松本「これは大変な作業だね」
佐々木「まあやるしかないっしょ」
30分後
佐々木「終わったね、お疲れ様」
松本「優子もお疲れ、ねぇ 優愛がまだ仕事やってるね、頑張ってるね」
佐々木「だね、差し入れ持っててあげようか」
松本「うん、ここに置いておこうか寝てるし」
佐々木「寝かせてあげよう」
峯村「あっ朝だ、やばい、はあ、あっ差し入れ誰だろ 」
社員渡辺「社長おはようございます、あれ寝てたんですか?」
峯村「あっまあそうね」
佐々木「おはようございます。」
松本「おはようございます。」
社員須藤「あらおはよう二人とも早いわね。」
佐々木・松本「気を引き締めて頑張ります」
佐々木「ねぇまつみく優愛に思いきって聞いてみない?約束のこと二年前のこと」
松本「なんか忙しいそうだからな、帰りに聞いてみる?」
佐々木「うん」
松本「峯村社長お疲れ様です、今大丈夫ですか?」
峯村「少しなら大丈夫だけど、なにかな?」
佐々木「優愛さ 二年前に三人で約束したの覚えてる?また一緒にあの道を歩こうと約束したこと」
峯村「三人であの道を歩こうとした約束?!ごめん覚えてないかも」
佐々木「え、約束覚えてないの? 三人で約束したじゃん」
松本「かなこ、落ち着いて」
峯村「私その約束本当に覚えてない」
佐々木「優愛本気でそれいってるの?毎日仕事仕事って仕事よりも大切なことあるでしょもう優愛なんて大嫌い 」(泣く)
松本「優子(追いかける)」
峯村「…」
社員渡辺「佐々木さんどうしたの?」
松本「優子、落ち着いてよ、なんかまた詳しく話せば思い出してくれるかもしれないじゃん」
佐々木(でもだって)
峯村(三人で歩こうとした約束か、しかも二年前って
三人での約束、まさかこの写真撮ったときかな、ダメだ思い出せないな
仕事よりも大切なことか、あんな優子みたの始めてだわ、仕事よりも大切なこと?)
峯村「とりあえず終わった、さて帰りますか、この道写真の所と同じだな、懐かしい、でも約束ってなんだったんだろ」(あれここで確か三人で座ってたのは覚えてるな。でも、その約束したことが今いち思い出せない、てか私はなぜ起業しようと思ったの?たまたまやっていたサイトが大きくなり起業することを決めたけど、ここで私はストアを辞めることを告げて起業することを決めたんだ、しかもあの二人だけにそれでまた三人で会う約束をして歩こうと言ったんだ、優子に明日謝ろう」
佐々木「優愛に嫌いなんて言ってしまった、明日謝らないと(はあ)」
インターン最終日
社員須藤「さあ、今日は二人とも最終日ね、頑張りましょう、あれ佐々木さん元気ないわね」
佐々木「そうですかね?まあインターン最後だからですかね」
松本「確かに優子らしくないよ」
社員須藤「まあ頑張ってね」
サブチーフ石井「失礼します。峯村社長この前話した次期CEOについてなんですがどうお考えになったでしょうか?」
峯村「まだ少し検討してるところだからもう少し待っててくれる?」
サブチーフ石井「分かりました、失礼します」
社員渡辺「よし、二人ともこのマーケティング作業終えて、お昼食べ終わったら完成だねデザインは午後から中心になるからね」
佐々木・松本「はい」
松本「ついにインターン終わりだ」
佐々木「寂しいね てか優愛に謝らないとだし あとで謝る」
佐々木「失礼します峯村社長」
峯村「あっ優子、インターンお疲れ様でした。あのさ言わないといけないことがあって…」
佐々木「実は私も…」
佐々木「ごめん」
峯村「ごめん」
佐々木「私優愛の気持ち何も分かってなくてしかも何も考えてなかった、約束のこと勝手に覚えてるものだと思ってたから、嫌いじゃないからね、好きだから」
峯村「私もごめんね。約束覚えてないとか言って、仕事のことばかり考えてて大切なことを忘れるところだった約束思い出したんだよ、昨日 帰りに一人で考えてて思い出したの」
佐々木「え、思い出してくれたの?」
峯村「うん、そうだよ、優子三人で歩こうよお昼休みだから」
佐々木「いいよ、行こう」
松本「懐かしいね」
佐々木「本当だよね」
峯村「また三人で会えることに感激だな」
峯村「実は社内で、次期CEOの話とかされたんだよ、でもこの会社私が作り上げたものだし手放したくないと思ってるんだ」
佐々木「優愛が作り上げたものなんだからさ、優愛が決めないと」
松本「そうだよ、優愛がこの道で自分が起業することを宣言したんだよ」
峯村「そうだったね、二人に会うと本当元気付けられるな、あっ時間だから会社戻らないとだね、また仕事頑張れる気がしてきた、ありがとう」
佐々木「よしついに完成そして、インターン終わり」
松本「かなこ頑張ってたね」
社員須藤「二人とも本当にお疲れ様でした、二人は本当頑張り屋さんで私たちは驚きました」
社員渡辺「二人ともお疲れ様でした、僕もみていて、自分からいろんなことを積極的にやる子たちだなと思って楽しかったよ」
佐々木・松本「こちらこそありがとうございました、いろいろ勉強になりました」
社員渡辺「またぜひ、遊びにでも来てね、というかここの社員目指してみれば?」
松本「はいまあいろいろ考えてみます」
社員須藤「あっ峯村社長に挨拶する?」
佐々木「大丈夫です、ここで挨拶すると寂しくて会社でれなくなってしまうので」
社員須藤「あらそう?なら私たちから伝えておくね、ではさようなら」
松本「失礼します」
佐々木「失礼します」
峯村「はいはい、そうですね、現在販売中止となりました。入荷ですか?そちらも未定となっております。はい申し訳ございません、では失礼いたします」
ドアの音(とんとん)
サブチーフ松本「失礼します、峯村社長 考えをお聞かせ願いますか?」
峯村「はい、次期CEOのことですが、それは見送りとし、その発案は却下とします」
サブチーフ松本「それは少し困りますね、これから考えようとしたところですし、しかも次期CEOの候補が一度話したいそうなのでそれは厳しいとおもいます」
峯村「私がそのように決断しました、ですのでそれでよろしくお願いします 次期CEO候補の人には自分で責任をとりその話をしてください」
サブチーフ松本「え、はい分かりました(悔しそうに去る)」
佐々木「お疲れ、美愛」
松本「お疲れ、優子」
佐々木(インターンの経験は無駄ではなかったと心から言いたい。本当に楽しくて私自身を成長させてくれました。経験とそして、もう1つ大切なことそれは友情です、約束をしてその約束を果たすそれが本当の友情です。泣いたり、笑ったり、怒ったりそういうのが本当の友達だと思いました。私はそれも含めていろんな経験ができたとおもいます。 私は明日からまた一歩踏み出して頑張っていこうと心に決めた。あの笑顔にまた会えるように。
松本「優子?何考えてたの?笑インターンのこと思い出してるの?」
佐々木「別に、まあなんていうか明日からまた頑張れそうかなと思って」
松本「そっか、私も頑張ろう」
佐々木「あっインターンのお疲れ様会二人でやろうよ、今からどこかでたべようよ」
松本「うん、いこいこ」
大切なことは皆さんにとってなんですか? それを思うことは大切です。
天の声です。多くの人たちは忙しいという衝動に駆られていますがどうですかね。今日はどんな一日が始まるのか
社員北山(女性)「社長 青山さんからお電話です。内線2211です。」
峯村「はい、了解。大変お待たせしました。社長の峯村です。青山さんお疲れ様です。この度わが社の商品に対してのご提案ありがとうございました。さっそくですが、青山さんのアイディアをぜひ取り入れようと考えております。またですね。今現在新たな商品開発もしておりまして特に客層が若い女性をターゲットにしております。ぜひ青山さんにもいろんな視点から商品に対しての提案をしていただきたいと思います。はいはい、それでは失礼いたします。」
峯村「電話は疲れるわ。」
秘書宮内(女性)「社長 今日は10:00~役員カンファがあり、13:00~新規事業の打ち合わせ 1600~ファッション雑誌の取材・撮影 1800~は採用動画の撮影があります。
」
峯村「はい、分かりました。(自転車で社内の中を走り回りながら聞く)」
社員河村(男性)「社長 インドのテレビチームが今すぐ社内を取材、撮影したいそうです。」
峯村「え、それまた違う取材?急すぎ」
社員河村「はい、そうですが、え、もう社内にいる?」
峯村「仕方ないわね。いいわよwelcomeよ」
峯村「てかカメラ近い」
テレビチームナレーション「ここは日本で数少ない新しいデザインをみにまとった ファッション企業ナンバーワン 優秀な社員と美男美女が揃う、株式時価総額2000億円、その今最も注目されるフィットザカムアウトの会社ツアーに行ってみよう、ここはどうやら座禅ルーム 酸素カプセル、スポーツジム、スタディーラウンジ 、カフェテリア、ファンゲームルーム、屋上にいくとグリーンオアシス畑作業、この会社は何でもある、革新的すぎるぜ
社長の峯村優愛は21歳にして個人資産250億円(走りながら社長室にいくところ)
会社の経常利益から換算すると峯村は1時間に700万稼ぐ
各チームのチーフが新たなプロジェクトのプレゼンをしているようだぞ。
チーフA「 こんなのはどうでしょう?」
峯村「つまらないわね」
その後ろのモニターには各チームの売り上げ状況を示している。
チーフA「ですよね」
チーフB「子供向けのデザインに最適で着やすいかと思います。」
峯村「よさそうね」
彼女からの一言で自分の売り上げが変わるからみんな必死である。
チーフB「ありがとうございます。」
チーフC「どうですか?」
峯村「(無言でパソコンを閉める)」
チーフC(頭を下げる)
ナレーション「今の時点で月50億の売り上げ、どうしてこんなに儲かるの?」
「私たちが売っている商品である服や家具、ファッションアプリ、アバターの服、アバターなど原価はただ、疑似体験を売っていて実物を売っている訳ではないからね、だから1度商品を開発してしまえば商品は無限にあるわけだから、売り切れて儲けを逃すこともないし、失敗して在庫を抱えて大損なんてこともない、そもそも何もないんだから。」
ナレーション「社長の峯村は高校時代に高校のパソコンで自らファッションサイトを作り会社をスタートさせた。壁には社員のいろんな思いが描かれている。そう、クリエイティビティはリラックスした空間から生まれる」
峯村(社員全員に新しいこと思い付いた?と送る。)
ナレーション「そうここはユートピア?天国?これが新しい労働の形か?」
サブチーフ石井(男性)「峯村社長今少しお時間大丈夫ですか?」
峯村「あともう少しでカンファが始まるから少しだけなら」
サブチーフ石井(男性)「了解です。そしたらこっちの部屋で話しましょう。」
峯村「話って言うのは何?」
サブチーフ松本「実はですね、次期CEOについてのことです。前にも話したんですが、ヘッドハンティングをそろそろした方がいいかとも思われます。なんていうか会社の将来を考えるとこれから先はある程度社会経験がある人材が社長に適しているかとも思われるんです。」
峯村「なるほどね、それって私に辞めろと言いたいの?」
サブチーフ松本「いや、そうではないです、ただこの会社は大企業にこれからもなっていく予定ですし、そういった社会経験のある人がCEOになった方が幸いかとも思われるかと」
峯村「うーん少し考えさせて」
秘書(トントン「失礼します、社長役員カンファが始まります」
峯村「わかった、ありがとう」
ニュースキャスター「お昼のニュースです。大手ファッションビジネス会社フィットザカムアウトが東証二部上場いたしました。また峯村社長は2024年までに全ての言語機能がついたサイトの拡大を図る予定でいます。」
佐々木「え、優愛の会社だ、帰国したんだ、早いな、こんな会社で働いてみたいな」
古矢「調べたんだけど優愛って今シアトルのアメリカ本社の取締役も務めていてしかも日本の本社でも社長らしいね。採用条件が凄いわ、新卒なら内定2社以上ある人、語学が3か国語話せる人、ファッションに興味がある人、大学の新卒以外の採用ならアルバイトやどこかの会社の社員での接客経験が三年以上、ファッションに興味がありクリエイティブなアイディアを持ってる人らしいよ」
佐々木「わあーすごいな、私は入れないな」
古矢「採用フローが役員面接と社長面接のみらしい、しかもかなり厳しいらしいよ、書類選考がないっていうね」
佐々木「まじか、その会社の中、凄いきれいだし、おしゃれだし入りたいな」
古矢「分かるよその気持ち、あっかなこいいの見つけたわ、なんか優愛の会社インターン募集してるって」
佐々木「え、まじか締切いつまで?」
古矢「明後日までだって書類を送付してくださいとのことです、インターンの面接は書類送付から後日らしいです」
佐々木「ほおー今から履歴書買わないとよし、やる?」
古矢「うちはいいや、他のことで忙しいから」
佐々木「そっか」
そして、書類送付しインターン面接日。
佐々木 母「優子ご飯よ」
佐々木「はい」
佐々木 母「インターン面接頑張ってね」
佐々木「ありがとうお母さん。」
佐々木「うわーすごいな。大きいビルだな。おはようございます。今日インターンの面接に来た佐々木です。ファッション企業フィットザカムアウトにいきたいんですが」
受け付け嬢「はい、お待ち下さい。インターン面接の佐々木様がまいりました。了解です。 そしたらこれがIDカードですのでタッチしてこのゲートくぐってください。帰りにお返しください」
佐々木「はい、ありがとうございます。」
エレベーターで25階まで上がった。
佐々木「着いたやっぱり広いな、大きいしきれいだな」
社員「こんにちは、インターンの面接の方ですか?」
佐々木「はい、そうです。」
社員「本日はお越しいただきありがとうございます。こちらにお座りください。」
佐々木「はい、失礼します」
松本「あれ?優子?応募してたんだ」
佐々木「うん、そうだよ、え、美愛も?」
松本「そうだよ、優愛あっ 峯村社長の会社だからね」
佐々木「私も同じ理由かな、まあインターン経験せっかくだからしとこうかなとも思って、就活もしないとだし」
松本「そういう感じね、服装はなんか自由とかってさ、さすがファッション企業だよね」
佐々木「確かに」
ドアがノックされる。トントン
社員渡辺(男性)「失礼します、それでは面接を始めます。私 インターンの採用担当をしております、渡辺と申します。早速はじめたいと思います。では佐々木さんから まずはインターンの志望動機を教えて下さい。」
佐々木「はい、私はもともとファッション業界に興味があり、将来はファッションの会社に就職しようと考えています。その目標のためにファッション企業でインターンを経験をして将来に活かしていきたいと考えたからです。」
社員渡辺「なるほどね、まじめだね、わかりました。では松本さんも志望動機を教えてくれるかな?」
松本「はい、私も同様にファッション業界に興味があり応募させていただきました。服という誰もが買うものをデザイン、クリエイティブな発想で将来的に作っていきたいと考えており、ファッション企業の常識を変えていきたいとも考えています、そのような理由もあり、ぜひここの会社でインターン経験をさせていただきたいと思います。」
社員渡辺「なるほどね、かっこいいこというね、ふむふむ、わかりました。
ちなみにですが、二人はここの会社で知ってる社員の方とかはいますか?」
佐々木・松本「はいいます。」
社員渡辺「おお!誰かな?」
佐々木・松本「峯村社長です。」
社員渡辺「おおー峯村社長なんだね。お友達かな?」
佐々木「はい、ディズニストアの元同僚です」
社員渡辺「なるほどね、それはすごい、そしたら次の面接はあのきれいな女性ね」
佐々木「はい、了解です(え、面接通ったのかな?)」
松本「了解です(まじやったー)」
佐々木「(わあ、きれいな方だな)」
松本「(きれいだな)」
社員須藤(女性)「はい、では面接を始めますインターンの採用担当の須藤と申します、お願いします。始めに佐々木さんからあなたが大学時代に熱中したことは?」
佐々木「 私が大学時代熱中したことは ディズニーのサークルです。このサークルは私が大学一年の時に友達と設立しました、友達も私もディズニーが好きでサークル設立のためだけではなく、サークルを楽しむためにという気持ちに変わり大学生活は学業と両立しながらサークルを楽しみました」
社員佐藤「なるほど、そこから得たことは?」
佐々木「そこから得たことはコミニュケーション能力です。友達や学生課の人といろんな形で話したりしました。サークルでのマネジメント力はもちろんのことコミニュケーション能力が一番身に付いたと考えました」
社員佐藤「素晴らしいわね、サークルでコミニュケーション能力やマネジメント力が身に付くのはこの先も役に立つわね」
社員須藤「では、次に松本さん、大学で熱中したこと、そこから得たことは何?」
松本「私が大学時代に熱中したことは、ファッションサイトを友人と立ち上げたことです、そこから得たことは常に人の気持ちになり考える力です、私は当時ファッションサイトを立ち上げていたとき、なかなか思うようにはいかずに悪戦苦闘しておりました。けれどもそこから諦めずに頑張りました。はじめは自分の考えるアイディアだけを採用しておりましたが、しかし、それだけではうまくいかず集客はゼロでした、友人からは「ユーザーの気持ちになってもう少し考えろ」と言われ、ユーザーの視点から物事を考えることを意識しました。そのようなことを意識してからはユーザーも集まるようになりファッションサイトはたくさんユーザーが利用するようになりました。私は常に人の気持ちになって考えるということは大切なことと学びました」
社員須藤「素晴らしいわね、ファッションサイトを友人と立ち上げたのは本当凄いわね。ありがとうございます、ちなみに二人とも峯村社長のことを知ってるのね」
佐々木・松本「はい!友達です」
社員すぐ「なるほどね、このインターンちなみに社長のアイディアなのよね」佐々木「そうなんですね」
社員須藤「うん、そうよ 結果は後日連絡します」
松本・佐々木「了解です。あっちなみに峯村社長に挨拶したいんですが」
社員佐藤「社長に会いたいの?ちょっと待っててもらっていい?」
佐々木・松本「はい」
社員須藤「お待たせしました、今社長お取り込み中なのね、今日の面接報告するついでに伝えておくね」
佐々木・松本「分かりました」
社員須藤「うん、では気を付けて帰ってね」
佐々木・松本「はい、ありがとうございました」
社員須藤(立ち去る)
佐々木「はあ、合格したいな、てかあそこで働ける機会なんてなかなかないしね、インターンしか機会ないからね」
松本「まあね、新卒とかかなり厳しいらしいしね、倍率が5.4とかだっていうし、東大で出てハーバード卒業した人毎年いるからね、新卒採用担当あの人たちではないんだって」
佐々木「そうなんだ、うんまあそうだよね、あのさ
優愛と三人でここの道歩いたこと覚えてる?」
松本「え、急にどうしたの?」
佐々木「いや、別になんかそう思ったからさ、この季節になるとふと思い出すからね、優愛がストア辞めると言った時は本当驚いたし」
松本「まあね、私も同じ気持ちだよ」
佐々木「前みたいに歩きたいな」
松本「うん、歩きたいね」
佐々木「優愛本当凄いよね、あのときのことを少し話したいな」
回想シーン
佐々木「はい、結乃の負け、好きな人言いなさいよ」
峯村「嫌だよ、好きなひとなんていない」
松本「優愛本当?それ」
峯村「当たり前だよ、恋愛なんてしてる暇ないよ、あと二人には話さないといけないことある」
佐々木・松本「何?」
峯村「私ストア辞めることにしたの、ずっとやっていたファッションビジネスサイトが大きくなりそうだから、忙しくなる、だから三人で話せるのも今日ぐらいなんだ、実はずっとファッションビジネスに興味があってやりたかったことだからさ、自分のやりたいことを優先にしたいなって」
松本「そうなんだね、優愛のことを二人で応援するから」
佐々木「私もだよ優愛頑張ってね、仕事落ち着いたら連絡してね 絶対約束だよ」
松本「約束だよ」
峯村「分かったよ」
佐々木「あれから二年くらい経ったけど、結乃は約束覚えてるかな」
松本「どうだろうね 覚えてたらいいけどね」
社員の渡辺と社員の須藤は二人で今日の面接の審議をしていた。
社員須藤「さて、どうしましょうか、はきはき答えられてたし問題ないですかね?」
社員渡辺「はい、まあそうですね。二人ともインターン採用でいいですかね」
社員佐藤「そうね、社長二人ともインターン採用で大丈夫ですか?」
峯村「ちなみにどんな子?履歴書みせてもらえる?」
社員須藤「あっはい、了解です」
峯村「え、優子と美愛。まさかあの二人がインターン嬉しいな、二人は採用ね」
社員「分かりました」
峯村「インターンの日いつからいつまで?」
社員須藤「5日間です」
峯村「了解」
社員須藤「では、二人に電話しますね」
峯村「うん、よろしく」
佐々木「電話まだかな、あっきた はい、もしもし はいはい、分かりました ありがとうございます それでは失礼します やったーインターン採用された嬉しい」
松本「はいはい、分かりました ありがとうございます、失礼しますやったー採用されたわ」
佐々木「あっもしもし美愛インターン採用されたよ、え、美愛も?やったね、じゃあまた明日ね、よし、インターン頑張るか」
そしてインターン初日
佐々木「少し早すぎたな、あと10分くらい時間あるしな、あっこれ優愛だ
凄いな、これは会社が始めてできたときの写真か、こんなに頑張ってたんだね、なんか泣きそう」
松本「優子お待たせ、あれこの写真会社設立の時だね、かっこいいな、本当憧れだね」
佐々木「うん、凄い」
社員須藤「はい、お待たせしました、あれ写真みてたのね、ではまず社内をご案内します」
社員須藤「ここがスポーツジム二人も一応インターンだけど社員証みせれば入れるからねその奥が酸素カプセルルームね」
松本「わあーすごいな」
佐々木「あっなんかお腹すいてきたな」
社員須藤「あらじゃあ社員食堂行きましょうか、ここ無料で食べれるからね、バイキンぐです」
佐々木「え、バイキング?嬉しい」
社員須藤「バイキングよ、まあ食べ過ぎないようにね」
佐々木・松本「はい」
佐々木「やばい、食べ過ぎたかも」
松本「かなこ」
社員須藤「大丈夫?ゆっくり休んでから行きましょう」
佐々木「なんとか行けそうです、すみません」
松本「良かった」
社員須藤「もし、具合悪くなったりとかトイレいきたくなったら言ってね」
佐々木「分かりました、ありがとうございます」
社員須藤「OK!では次の階にいきます、ここはスタディーラウンジです、隣がファンゲームルームです、屋上に上がるわよ」
松本・佐々木「屋上ですか!?」
社員須藤「うん、そうよ」
松本「わあ、畑だ凄い」
社員須藤「そう、ここはグリーンオアシス、畑作業ね」
佐々木「きれいですね、なるほど、なんでもありますね」
社員須藤「そうね。確かに何でもあるわね」
佐々木・松本「いや、なんか大きい会社でデザインとか設備がすごいですね」
社員須藤「始めての人は驚くわよね、そしたら会社見学は終わりインターンらしいことをしようかしら」
佐々木「待ってました」
社員須藤「まずは、佐々木さんはこの服のデザイン何がいいか少し考えてくれる?」
佐々木「了解です(ゆのに会いたいな)」
社員佐藤「松本さんはこの資料をまずはパソコンにうつしてくれる?」
松本「分かりました」
20分後
佐々木・松本「終わりました」
社員佐藤「OKそしたら、休憩ね。カフェテリア行ってもいいし、ここにいてもいいわよ、1時間後にまた再開ね」
佐々木・松本「了解です」
佐々木「この光景みると人本当多いね、いろんな人が電話対応してるし、いろんなことやってるよね、何人いるんだろうね」
松本「2000人くらいかな?」
佐々木「それくらいか」
そこで峯村社長が登場する。
峯村「会社はどうですか?」
佐々木「そうですね、本当大きい会社で入りたいですね(後ろを振り返る。)
え、てか優愛久しぶり元気にしてた?」
峯村「優子も久しぶり」
松本「久しぶり優愛」
峯村「久しぶり美愛」
佐々木「てか結乃本当立派になったね、というか社長になっちゃって」
峯村「まさかここまで大きくなるとは思わなかったしね、インターン応募ありがとう今回二人が初のインターン生だから」
佐々木・松本「それは嬉しいね」
峯村「今日はいい一日になるといいね」
松本「うんそうだね」
秘書宮内「峯村社長クライアントからお電話です」
峯村「分かった、ごめんもういかないと」
松本・佐々木「頑張ってね」
峯村「ありがとう」
社員須藤「そしたら次はあの男の人の指示に従ってくれる?」
松本・佐々木「はい、了解です」
社員今村「こんにちは、では二人には今回マーケティングをしてもらいます、ここに資料があるからこれ見ながらどの服がどのニーズに合うかや客層に合うかということを考えてみてくれる?まずはそれをお願いします」
佐々木・松本「はい」
佐々木「なかなか、難しいね、確かにうちらが着てるのはばりばり女子大生向けだけど、青で少し水色デザインが星だけど これは女の子向けかな?」
松本「うーん、でも男の子ぽいね 男の子でもいけなくないかな?」
佐々木「まあね、とりあえず女の子にしておくこの商品は」
佐々木「とりあえずそうしておこうか」
社員渡辺「二人とも終わった?どうかな?おお、二人ともこの服が女の子というのはいいね、でも実はこれ男の子にしたほうがいいんだな」
佐々木「どうしてですか?」
社員渡辺「一見みると女の子のがいいけれども、最近の女子の流行を考えるとこれだとニーズに合わないんだとなると男の子にまわしたほうがいい、青と水色そして星のデザインが好きな男の子なら何人かいるわけだからそこでニーズもあり、商品が売れるというわけ」
松本「おお、そういうふうに考えるんですね」
社員渡辺「そうだね、よし、そしたら二人ともあと30分で終わりだからここの机片付けてもらえる?」
松本「これですか?」
社員渡辺「そう、この机にのっかてるやつね」
佐々木「了解です、頑張ります」
社員渡辺「よし、ありがとうね」
松本「これは大変な作業だね」
佐々木「まあやるしかないっしょ」
30分後
佐々木「終わったね、お疲れ様」
松本「優子もお疲れ、ねぇ 優愛がまだ仕事やってるね、頑張ってるね」
佐々木「だね、差し入れ持っててあげようか」
松本「うん、ここに置いておこうか寝てるし」
佐々木「寝かせてあげよう」
峯村「あっ朝だ、やばい、はあ、あっ差し入れ誰だろ 」
社員渡辺「社長おはようございます、あれ寝てたんですか?」
峯村「あっまあそうね」
佐々木「おはようございます。」
松本「おはようございます。」
社員須藤「あらおはよう二人とも早いわね。」
佐々木・松本「気を引き締めて頑張ります」
佐々木「ねぇまつみく優愛に思いきって聞いてみない?約束のこと二年前のこと」
松本「なんか忙しいそうだからな、帰りに聞いてみる?」
佐々木「うん」
松本「峯村社長お疲れ様です、今大丈夫ですか?」
峯村「少しなら大丈夫だけど、なにかな?」
佐々木「優愛さ 二年前に三人で約束したの覚えてる?また一緒にあの道を歩こうと約束したこと」
峯村「三人であの道を歩こうとした約束?!ごめん覚えてないかも」
佐々木「え、約束覚えてないの? 三人で約束したじゃん」
松本「かなこ、落ち着いて」
峯村「私その約束本当に覚えてない」
佐々木「優愛本気でそれいってるの?毎日仕事仕事って仕事よりも大切なことあるでしょもう優愛なんて大嫌い 」(泣く)
松本「優子(追いかける)」
峯村「…」
社員渡辺「佐々木さんどうしたの?」
松本「優子、落ち着いてよ、なんかまた詳しく話せば思い出してくれるかもしれないじゃん」
佐々木(でもだって)
峯村(三人で歩こうとした約束か、しかも二年前って
三人での約束、まさかこの写真撮ったときかな、ダメだ思い出せないな
仕事よりも大切なことか、あんな優子みたの始めてだわ、仕事よりも大切なこと?)
峯村「とりあえず終わった、さて帰りますか、この道写真の所と同じだな、懐かしい、でも約束ってなんだったんだろ」(あれここで確か三人で座ってたのは覚えてるな。でも、その約束したことが今いち思い出せない、てか私はなぜ起業しようと思ったの?たまたまやっていたサイトが大きくなり起業することを決めたけど、ここで私はストアを辞めることを告げて起業することを決めたんだ、しかもあの二人だけにそれでまた三人で会う約束をして歩こうと言ったんだ、優子に明日謝ろう」
佐々木「優愛に嫌いなんて言ってしまった、明日謝らないと(はあ)」
インターン最終日
社員須藤「さあ、今日は二人とも最終日ね、頑張りましょう、あれ佐々木さん元気ないわね」
佐々木「そうですかね?まあインターン最後だからですかね」
松本「確かに優子らしくないよ」
社員須藤「まあ頑張ってね」
サブチーフ石井「失礼します。峯村社長この前話した次期CEOについてなんですがどうお考えになったでしょうか?」
峯村「まだ少し検討してるところだからもう少し待っててくれる?」
サブチーフ石井「分かりました、失礼します」
社員渡辺「よし、二人ともこのマーケティング作業終えて、お昼食べ終わったら完成だねデザインは午後から中心になるからね」
佐々木・松本「はい」
松本「ついにインターン終わりだ」
佐々木「寂しいね てか優愛に謝らないとだし あとで謝る」
佐々木「失礼します峯村社長」
峯村「あっ優子、インターンお疲れ様でした。あのさ言わないといけないことがあって…」
佐々木「実は私も…」
佐々木「ごめん」
峯村「ごめん」
佐々木「私優愛の気持ち何も分かってなくてしかも何も考えてなかった、約束のこと勝手に覚えてるものだと思ってたから、嫌いじゃないからね、好きだから」
峯村「私もごめんね。約束覚えてないとか言って、仕事のことばかり考えてて大切なことを忘れるところだった約束思い出したんだよ、昨日 帰りに一人で考えてて思い出したの」
佐々木「え、思い出してくれたの?」
峯村「うん、そうだよ、優子三人で歩こうよお昼休みだから」
佐々木「いいよ、行こう」
松本「懐かしいね」
佐々木「本当だよね」
峯村「また三人で会えることに感激だな」
峯村「実は社内で、次期CEOの話とかされたんだよ、でもこの会社私が作り上げたものだし手放したくないと思ってるんだ」
佐々木「優愛が作り上げたものなんだからさ、優愛が決めないと」
松本「そうだよ、優愛がこの道で自分が起業することを宣言したんだよ」
峯村「そうだったね、二人に会うと本当元気付けられるな、あっ時間だから会社戻らないとだね、また仕事頑張れる気がしてきた、ありがとう」
佐々木「よしついに完成そして、インターン終わり」
松本「かなこ頑張ってたね」
社員須藤「二人とも本当にお疲れ様でした、二人は本当頑張り屋さんで私たちは驚きました」
社員渡辺「二人ともお疲れ様でした、僕もみていて、自分からいろんなことを積極的にやる子たちだなと思って楽しかったよ」
佐々木・松本「こちらこそありがとうございました、いろいろ勉強になりました」
社員渡辺「またぜひ、遊びにでも来てね、というかここの社員目指してみれば?」
松本「はいまあいろいろ考えてみます」
社員須藤「あっ峯村社長に挨拶する?」
佐々木「大丈夫です、ここで挨拶すると寂しくて会社でれなくなってしまうので」
社員須藤「あらそう?なら私たちから伝えておくね、ではさようなら」
松本「失礼します」
佐々木「失礼します」
峯村「はいはい、そうですね、現在販売中止となりました。入荷ですか?そちらも未定となっております。はい申し訳ございません、では失礼いたします」
ドアの音(とんとん)
サブチーフ松本「失礼します、峯村社長 考えをお聞かせ願いますか?」
峯村「はい、次期CEOのことですが、それは見送りとし、その発案は却下とします」
サブチーフ松本「それは少し困りますね、これから考えようとしたところですし、しかも次期CEOの候補が一度話したいそうなのでそれは厳しいとおもいます」
峯村「私がそのように決断しました、ですのでそれでよろしくお願いします 次期CEO候補の人には自分で責任をとりその話をしてください」
サブチーフ松本「え、はい分かりました(悔しそうに去る)」
佐々木「お疲れ、美愛」
松本「お疲れ、優子」
佐々木(インターンの経験は無駄ではなかったと心から言いたい。本当に楽しくて私自身を成長させてくれました。経験とそして、もう1つ大切なことそれは友情です、約束をしてその約束を果たすそれが本当の友情です。泣いたり、笑ったり、怒ったりそういうのが本当の友達だと思いました。私はそれも含めていろんな経験ができたとおもいます。 私は明日からまた一歩踏み出して頑張っていこうと心に決めた。あの笑顔にまた会えるように。
松本「優子?何考えてたの?笑インターンのこと思い出してるの?」
佐々木「別に、まあなんていうか明日からまた頑張れそうかなと思って」
松本「そっか、私も頑張ろう」
佐々木「あっインターンのお疲れ様会二人でやろうよ、今からどこかでたべようよ」
松本「うん、いこいこ」
大切なことは皆さんにとってなんですか? それを思うことは大切です。