これは、僕が普段から行っている、行きつけの店での恋話です。たまたま行ったお店が僕の行きつけの店になり、気がついたら毎日のように通っていました。彼女との出会いはレジのカウンターでした。コーヒーを注文し、その注文を承っている彼女の笑顔に魅了されいつのまにか恋をしてしまいました。その笑顔は僕にとって忘れられないものともなりました。けれども、今、僕はただのお客さんでもあり、彼女は店員であるということを考えてしまい、僕はちょっと悲しくなりました。もちろんただの一目惚れなのは分かってはいたけれども、そんなことで諦めるわけにはいきませんでした。そして、まずは彼女に顔を覚えてもらうことや仲良くなることを心に決めました。次の日もそのそのカフェに行き、彼女に会うことができました。「あっ今日も来てくれたんですね」という彼女の一声に僕は心を奪われてしまいました。まだ一回だけしか会ってないのに彼女が僕のことを覚えてたのはちょっと意外でした。その疑問が頭に残ったまま注文をすることにしました。「いつものでいいですか?」「はい、お願いします」という彼女からの注文の応答に答えました。「ありがとうございます」僕はお礼を言い、席へと向かいました。すると彼女から「いつもお疲れ様です」彼女が僕に向かって言いました。「あっありがとうございます」改めて僕はお礼を言いました。僕は頭の中に残ってた疑問を解消すべく彼女にストレートに聞きました。「もしかして僕のことをどこかで知ってたりするとかですか?」「はい、いつも店内を清掃している時に勉強されてる姿を見ますよ」「そうだったんですね」そんなに考えることもないような問題に頭でずっと考えていた自分がちょっと幼稚だとも感じました。「あの、今度よろしければ勉強とか一緒にしませんか?英語とか得意だったりしますか?」彼女からまさかの誘いに驚愕しました。「はい」その誘いに快く受け止めて、その後彼女と付き合うことができました。