しかしゆけどもゆけども用水路の中の金色の蛇の行列は終わらない。

 今度は行列が何処に向かって進んでいるのかが気になり始めた。

 気になり始めると、放っておけない性分の私は、今度は行列の先頭を探しに、反対に歩き始めた。

 中中先頭に追い付かない。

 暗い闇の中を歩き続けていくと、大きな川が流れていた。