高校生活が楽しみだ。今や今やと心待ちにしている。
独りなのは相変わらずだが、少しばかり友達が増えた。そんな気がする。
令和になったが、私の誕生日を祝う人は今も居ない。
空は燦燦と照っている。今日は日向ぼっこが出来そうだ。そう。私の名前にも日向がある。
「日向が日向ぼっこか…」
つい、口に出して、面白くも無いだろうに笑ってしまい、えがをが出る。
私は自分の机の引き出しを開けた。
今日がその三年後だからである。三年前の自分が何を書いたのか、もはやそんな事は憶えていない。ただ、『今日』だという事だけは憶えていた。
黒い封筒に白い紙が入っていた。文字は黒かった。
独りなのは相変わらずだが、少しばかり友達が増えた。そんな気がする。
令和になったが、私の誕生日を祝う人は今も居ない。
空は燦燦と照っている。今日は日向ぼっこが出来そうだ。そう。私の名前にも日向がある。
「日向が日向ぼっこか…」
つい、口に出して、面白くも無いだろうに笑ってしまい、えがをが出る。
私は自分の机の引き出しを開けた。
今日がその三年後だからである。三年前の自分が何を書いたのか、もはやそんな事は憶えていない。ただ、『今日』だという事だけは憶えていた。
黒い封筒に白い紙が入っていた。文字は黒かった。