畳みかけるように言う雄大に、お母さんは目に涙をにじませて「どんどん食べてね! 陽菜の分まで全部!」なんて言い始めてしまった。
「雄大のお母さんだって料理上手でしょ! っていうか、お母さん雄大に乗せられないでよ! 雄大のお母さんが料理上手なの知ってるでしょ!」
雄大の両親が共働きなことは本当だけれど、ちゃんと毎日料理を作ってもらっていうるのだ。
っていうか、雄大のお母さんのパート時間3時間だし!!
とか言っているそばから雄大は2つめのドーナツに手を伸ばそうとしている。
「それはあたしの!!」
あたしは慌てて雄大からドーナツを奪い取り、自分の口に入れたのだった。
「雄大のお母さんだって料理上手でしょ! っていうか、お母さん雄大に乗せられないでよ! 雄大のお母さんが料理上手なの知ってるでしょ!」
雄大の両親が共働きなことは本当だけれど、ちゃんと毎日料理を作ってもらっていうるのだ。
っていうか、雄大のお母さんのパート時間3時間だし!!
とか言っているそばから雄大は2つめのドーナツに手を伸ばそうとしている。
「それはあたしの!!」
あたしは慌てて雄大からドーナツを奪い取り、自分の口に入れたのだった。