これ以上仕事を続けていると、平山先生の汚れはあたしの中にどんどん入ってきてしまうかもしれない。


こんな強い汚れに侵されたら、どうなるか……。


自分が自分ではなくなってしまう気がして、身震いをした。


平山先生はあたしが叶う相手ではなかったのだ。


どうにかして逃げ出さないと……!


「やめてください!」


あたしは悲鳴をあげて手足をばたつかせ、どうにか逃れようとする。


しかし、平山先生はなれた手つきで自分のスーツを脱ぎ始めたのだ。


その様子にサッと青ざめた。


「これで君もコンテストの2次審査まではいけるよ。よかったね」


笑いながら言う平山先生に吐き気がこみ上げてきた。


これまで何人の女子生徒にこの行為をしてきたのだろうか。