「やっぱり普段周りにいる女の子たちとは違うから楽しくないんでしょ?」
「それは!!!」
全然違うのに、そうじゃないのに。
本当のことを言ったら逃げられそうで言うことができない。
こんな自分に俺自身も初めてであって、戸惑って、どう対処をしたらいいのかわからない。
「じゃあなんなの?」
「........す」
「す?」
「す、す、す」
好きだと言いたくて口にするのに、いえない。
自分の口が勝手に言おうとしていることに気がついて、自分の気持ちに確信ももてた。
でも、その二文字が出てこない。
「なにもないなら帰ろうか」
「デート!」
立ち上がった静菜ちゃんの腕をつかむ。
「そんなにでーとしたいなら、ご飯にでもいく?」
「行く!」
うまく話せるかもわからないけど、それでも俺は静菜ちゃんといたかった。
「ねぇ、どんな人が好み?」
歩きながらなんの気なしに聞いてみる。
「好みとかは別にない........けど、チャラい人は嫌い」
「それ、俺?」
「そうね、チャラいよね」
うん、自分でもそう思ってる。同じ認識だよ。
でも、嫌いと言われてそのままデートを続けられるわけもなかった。
「今日は帰ろうか。ごめんね、無理やり誘って」
「え?」
「それは!!!」
全然違うのに、そうじゃないのに。
本当のことを言ったら逃げられそうで言うことができない。
こんな自分に俺自身も初めてであって、戸惑って、どう対処をしたらいいのかわからない。
「じゃあなんなの?」
「........す」
「す?」
「す、す、す」
好きだと言いたくて口にするのに、いえない。
自分の口が勝手に言おうとしていることに気がついて、自分の気持ちに確信ももてた。
でも、その二文字が出てこない。
「なにもないなら帰ろうか」
「デート!」
立ち上がった静菜ちゃんの腕をつかむ。
「そんなにでーとしたいなら、ご飯にでもいく?」
「行く!」
うまく話せるかもわからないけど、それでも俺は静菜ちゃんといたかった。
「ねぇ、どんな人が好み?」
歩きながらなんの気なしに聞いてみる。
「好みとかは別にない........けど、チャラい人は嫌い」
「それ、俺?」
「そうね、チャラいよね」
うん、自分でもそう思ってる。同じ認識だよ。
でも、嫌いと言われてそのままデートを続けられるわけもなかった。
「今日は帰ろうか。ごめんね、無理やり誘って」
「え?」