「李音、変なこと言わないでよ」
静菜ちゃんの声が聞こえてきて、ドクンと心臓が跳ね上がる。
声聞くだけでこんな風になるとかとんだ重症だ。
「だって凛くんから誰かを誘うなんてありえなかったから」
「ただ自分に興味ない子が珍しいからだって言ってるでしょ」
「本当にー?凛くんどうなの?」
ここで李音の言葉を味方にすればいいはずなのに、素直になれない俺は........。
「俺に興味ない子っていないからね。珍しくて」
思ってもいないことを口にしていた。
「ちょっと凛くん正直すぎ!」
「正直者ですみませーん」
今さら嘘だなんて言える訳もなく、軽いのノリでそう答える。
「だから言ったじゃん」
それだけ言うと静菜ちゃんは教室から出ていった。
「お前、バカ?」
哲に頭を叩かれる。
「うるせー、ほっとけ」
こんな風になるはずじゃなかったのに、どうしても好きなことをバレるわけにはいかなくて、どうしたらいいか分からなくなってしまった。
「静菜、凛くんのこともしかしたらチャラくないのかもしれないって言ってたよ」
「........え?」
「でも今のは完全にチャラいよね」
「俺はチャラいんだから仕方ねーだろ」
そのまま机に顔を伏せる。
静菜ちゃんの声が聞こえてきて、ドクンと心臓が跳ね上がる。
声聞くだけでこんな風になるとかとんだ重症だ。
「だって凛くんから誰かを誘うなんてありえなかったから」
「ただ自分に興味ない子が珍しいからだって言ってるでしょ」
「本当にー?凛くんどうなの?」
ここで李音の言葉を味方にすればいいはずなのに、素直になれない俺は........。
「俺に興味ない子っていないからね。珍しくて」
思ってもいないことを口にしていた。
「ちょっと凛くん正直すぎ!」
「正直者ですみませーん」
今さら嘘だなんて言える訳もなく、軽いのノリでそう答える。
「だから言ったじゃん」
それだけ言うと静菜ちゃんは教室から出ていった。
「お前、バカ?」
哲に頭を叩かれる。
「うるせー、ほっとけ」
こんな風になるはずじゃなかったのに、どうしても好きなことをバレるわけにはいかなくて、どうしたらいいか分からなくなってしまった。
「静菜、凛くんのこともしかしたらチャラくないのかもしれないって言ってたよ」
「........え?」
「でも今のは完全にチャラいよね」
「俺はチャラいんだから仕方ねーだろ」
そのまま机に顔を伏せる。