陽菜:ご飯できましたー。
夏美:じゃあ、いただきますかー。
全員:いただきまーす!
帆高:おいしい。3年ぶりの陽菜さんの手料理…。懐かしさでジーンとしちゃうな。
凪 :メインディッシュと主食のご飯は俺がやったわけだけどな。
帆高:そうだったね。センパイ。鯛めしとってもおいしいよ。
凪 :当然といったところだけどな。
帆高:ははは。あーでもこの4人が揃って会話するのって3年前の8月以来か…。そして、まだこれで二回目か…。
夏美:感覚としてはもっと多かった印象だよね。
夏美:私は帆高君と二か月くらいよく話してたし、陽菜ちゃん凪くんとはもうここ二年半一緒だからね。
陽菜:帆高も東京に住んでるんだし、このメンバーでの食事だってまたすぐの機会がありそうだよね。
陽菜:須賀さんや萌花ちゃんも加えてもいいよね。
帆高:そうだね。国分寺なんで23区じゃないし、また、お呼ばれしたいな。
凪 :お呼ばれとかじゃなくて帆高の家に集まってみるか。
帆高:うち、めっちゃ狭いよ。
凪 :うちだって狭いじゃん。よく3人住んでるって感じだしな。
帆高:じゃあ、ちょっと考えておこうかな。
凪 :よろしくな。
:
(団欒続く)
:
帆高:あ、もう10時か。そろそろ帰る準備しないとね。
陽菜:そうだ!教えるって言って連絡先教えてなかったもんね。はい、これ。
(陽菜はスマホのLINEのQRコード画面を見せる)
帆高:ありがとう。じゃあ。
(帆高は陽菜にメッセージを送信する)
凪 :俺も教えてとくよ。
帆高:センパイも持ってるんだね。
凪 :無いと中学生ライフに支障をきたすからね。
帆高:そっか。(俺は高校入学の時にもらった親父のお下がりのiPhone8が最初だったけど…)
夏美:私は変わってないんで、いつでも前に教えたのに連絡してもらってもいいよ。
:
帆高:今日はごちそうさまでした。また、よろしくお願いします。
夏美:理系でしょ。そんでもってバイト二つってかなり大変だと思うけど大学頑張ってね。
帆高:そうですね。頑張ります。
陽菜:帆高はこっちにいるわけだし、意外とすぐ会えそうだよね。じゃあ、またね。
帆高:じゃ、また、陽菜さん。
凪 :じゃあな。帆高。
帆高:うん。センパイ。おじゃましましたー。
:
(帆高は巣鴨で水上バスを降り、山手線に乗り替える)
:
帆高:今日は楽しかった…。でも、陽菜さんに聞きたいことは結局聞けなかったな…。
(ピコン)
帆高:凪センパイだ
凪 :『アクションプランどうなった?』
:
帆高:考えてなかったな…。センパイに協力を得られないとマジでまずいし、何か考えて返さないと…。
帆高:…陽菜さん、少し前に彼氏さんがいたんだっけ…。気になる…。
帆高:いや、今それを気にしている場合じゃないな…。どうしよう。どうしよう。
:
帆高:『3年前の誕生日に贈った指輪を返したいんだ』
凪 :『どゆこと?』
帆高:『陽菜さん失踪後、ラブホテルの外で拾ったんだ』
凪 :『姉ちゃんが落としてったってこと?』
帆高:『たぶん』
凪 :『渡すのはいいんじゃない?思い出の品だし』
凪 :『でも安物だろ?』
凪 :『もう大学生だしグレードアップした姿見せなきゃダメかな』
帆高:『と言いますと』
凪 :『セットで4万円程度のを用意した方がいいかな』
凪 :『例えばティファニーのネックレスとか』
:
帆高:あー、ネックレスか…。そういえば陽菜さん、あのチョーカーはもうつけてないしな…。
帆高:しかし、4万円は高い。プライスレスな陽菜さんと比較して4万円はどうなのか?と問われたら答えは一つだけど…。
:
帆高:『結構高いな』
帆高:『うちはオヤジからの援助が少ないし家賃払うのも大変な状況』
凪 :『バイトで1ヶ月1万円ずつ貯めるのできない?』
凪 :『それで姉ちゃんが成人した記念に渡すとかが良いかな』 (*1)
凪 :『その間つなぎとめを頑張れよ』
陽菜:『(  ̄ー ̄)b』
帆高:『ヽ(*^▽^)ノ』
:
帆高:『ところでセンパイはどんなものを彼女に贈ってるの?』
凪 :『んー言葉とか気遣いとか…』
凪 :『尽くし甲斐とか』
帆高:『(゜д゜)』
凪 :『女性のハートを掴むのはモノじゃないからね』
帆高:『Σ(゜д゜#)』
帆高:『さっきと話が違わない?』
凪 :『帆高と俺では歳も立場も相手も会話スキルも違う』
凪 :『全く違う二人に共通の正解なんて有ると思う?』
:
帆高:…。
:
帆高:『失礼しました』
:
(執筆中…続く。)
*1) 2020年現在は成人年齢は20歳だが、作中の2024年では18歳。
夏美:じゃあ、いただきますかー。
全員:いただきまーす!
帆高:おいしい。3年ぶりの陽菜さんの手料理…。懐かしさでジーンとしちゃうな。
凪 :メインディッシュと主食のご飯は俺がやったわけだけどな。
帆高:そうだったね。センパイ。鯛めしとってもおいしいよ。
凪 :当然といったところだけどな。
帆高:ははは。あーでもこの4人が揃って会話するのって3年前の8月以来か…。そして、まだこれで二回目か…。
夏美:感覚としてはもっと多かった印象だよね。
夏美:私は帆高君と二か月くらいよく話してたし、陽菜ちゃん凪くんとはもうここ二年半一緒だからね。
陽菜:帆高も東京に住んでるんだし、このメンバーでの食事だってまたすぐの機会がありそうだよね。
陽菜:須賀さんや萌花ちゃんも加えてもいいよね。
帆高:そうだね。国分寺なんで23区じゃないし、また、お呼ばれしたいな。
凪 :お呼ばれとかじゃなくて帆高の家に集まってみるか。
帆高:うち、めっちゃ狭いよ。
凪 :うちだって狭いじゃん。よく3人住んでるって感じだしな。
帆高:じゃあ、ちょっと考えておこうかな。
凪 :よろしくな。
:
(団欒続く)
:
帆高:あ、もう10時か。そろそろ帰る準備しないとね。
陽菜:そうだ!教えるって言って連絡先教えてなかったもんね。はい、これ。
(陽菜はスマホのLINEのQRコード画面を見せる)
帆高:ありがとう。じゃあ。
(帆高は陽菜にメッセージを送信する)
凪 :俺も教えてとくよ。
帆高:センパイも持ってるんだね。
凪 :無いと中学生ライフに支障をきたすからね。
帆高:そっか。(俺は高校入学の時にもらった親父のお下がりのiPhone8が最初だったけど…)
夏美:私は変わってないんで、いつでも前に教えたのに連絡してもらってもいいよ。
:
帆高:今日はごちそうさまでした。また、よろしくお願いします。
夏美:理系でしょ。そんでもってバイト二つってかなり大変だと思うけど大学頑張ってね。
帆高:そうですね。頑張ります。
陽菜:帆高はこっちにいるわけだし、意外とすぐ会えそうだよね。じゃあ、またね。
帆高:じゃ、また、陽菜さん。
凪 :じゃあな。帆高。
帆高:うん。センパイ。おじゃましましたー。
:
(帆高は巣鴨で水上バスを降り、山手線に乗り替える)
:
帆高:今日は楽しかった…。でも、陽菜さんに聞きたいことは結局聞けなかったな…。
(ピコン)
帆高:凪センパイだ
凪 :『アクションプランどうなった?』
:
帆高:考えてなかったな…。センパイに協力を得られないとマジでまずいし、何か考えて返さないと…。
帆高:…陽菜さん、少し前に彼氏さんがいたんだっけ…。気になる…。
帆高:いや、今それを気にしている場合じゃないな…。どうしよう。どうしよう。
:
帆高:『3年前の誕生日に贈った指輪を返したいんだ』
凪 :『どゆこと?』
帆高:『陽菜さん失踪後、ラブホテルの外で拾ったんだ』
凪 :『姉ちゃんが落としてったってこと?』
帆高:『たぶん』
凪 :『渡すのはいいんじゃない?思い出の品だし』
凪 :『でも安物だろ?』
凪 :『もう大学生だしグレードアップした姿見せなきゃダメかな』
帆高:『と言いますと』
凪 :『セットで4万円程度のを用意した方がいいかな』
凪 :『例えばティファニーのネックレスとか』
:
帆高:あー、ネックレスか…。そういえば陽菜さん、あのチョーカーはもうつけてないしな…。
帆高:しかし、4万円は高い。プライスレスな陽菜さんと比較して4万円はどうなのか?と問われたら答えは一つだけど…。
:
帆高:『結構高いな』
帆高:『うちはオヤジからの援助が少ないし家賃払うのも大変な状況』
凪 :『バイトで1ヶ月1万円ずつ貯めるのできない?』
凪 :『それで姉ちゃんが成人した記念に渡すとかが良いかな』 (*1)
凪 :『その間つなぎとめを頑張れよ』
陽菜:『(  ̄ー ̄)b』
帆高:『ヽ(*^▽^)ノ』
:
帆高:『ところでセンパイはどんなものを彼女に贈ってるの?』
凪 :『んー言葉とか気遣いとか…』
凪 :『尽くし甲斐とか』
帆高:『(゜д゜)』
凪 :『女性のハートを掴むのはモノじゃないからね』
帆高:『Σ(゜д゜#)』
帆高:『さっきと話が違わない?』
凪 :『帆高と俺では歳も立場も相手も会話スキルも違う』
凪 :『全く違う二人に共通の正解なんて有ると思う?』
:
帆高:…。
:
帆高:『失礼しました』
:
(執筆中…続く。)
*1) 2020年現在は成人年齢は20歳だが、作中の2024年では18歳。